
氷見のレベル5解除 孤立・浸水被害、警戒続く
8月27日 午後9時25分(日本時間)更新
氷見では午後2時30分までの24時間に観測史上最多の358.0ミリ。市は4集落の一部孤立、住宅浸水、停電、道路・斜面被害を確認した。レベル5は解除されたが、28日朝にかけて再び警報級の大雨となるおそれがある。
速報を読む →まず読みたい4本
富山の大雨、温帯サンゴ、京都の銭湯、橋口五葉
本日の新着15本
5部門 · 各3本 · 02–16
ビジネス&ワーク
Business & Work · 02–04
島と筏の間に、「海の地図」をつくる
志摩市が支援する英虞湾の航行環境調査。真珠筏、漁船、定期船、約60の島が重なる海を、将来の自律航行はどう読まなければならないのか。無人旅客船の就航発表ではない。

手取りが減らないなら、半数はもっと働く
既婚女性のパート・アルバイト1630人のうち380人が就業調整をしていた。その380人の50.9%は、手取り減がなくなれば労働時間を増やすと答えた。税と社会保険の「壁」を分けて読む。

245社から8社へ Fビレッジは北海道の「実験場」になれるか
世界36カ国245社からHokkaido F Village X第2期の8社が決まった。移動、食品、暑熱、防火、資源回収の構想は、これから6カ月の共創で何を証明できるか。採択は導入決定ではない。
大学&研究
Universities & Research · 05–07
飢えた細胞は波を待つ 粘菌の「集団サーフィン」
餌を失った細胞性粘菌は、cAMPの波が近づくと波頭へ動き、通過後は向きを失う。4大学の共同研究が約15時間の画像から動きを定量化した。ただし観察は一つのコロニー、一回の撮像だ。

「北なら安全」は成り立つか 温帯サンゴを襲った夏
2024年、日本沿岸8地点すべてで強い熱ストレスが記録され、7地点で白化を確認。対馬では初、伊豆では2年連続だった。緯度だけでは気候避難地を守れない。

40センチ先を支える音 「節」から外れた浮遊
筑波大学とブリストル大学のチームが、ベッセルビームの強い芯に直径1.5ミリの球を保持。片側照射で397ミリの範囲に達し、障害物の向こうでも浮遊した。軽い小球を使った室内実験である。
暮らし&社会
Life & Society · 08–10
記憶を「私の備え」に変えられるか
石巻市南浜の伝承館で、1923年の関東大震災と2011年の東日本大震災を並べる企画展が始まる。異なる二つの災害から、帰宅後に何を変えるかまで問えるか。

見え方に合わせて道具を選ぶ 仙台の一日
仙台市の「eye eye福祉機器展2026」は、17社の機器と14の支援団体を一会場に集める。拡大、音声、点字、白杖、遠隔案内を、生活と予算、公費制度にどう組み合わせるか。

湯を沸かす町をどう残すか
京都府内で営業中の銭湯は15年で187施設から87施設へ減った。550円の統制額、設備更新、働き手、後継者、防災時の公共性を、毎日湯を沸かせる経営へつなげられるか。
スポーツ
Sports · 11–13
83分で変わった最年少の名前
17歳4カ月19日の長南開史が先発して1アシストと決勝点。83分、16歳8カ月7日の五十嵐陵が入り、柏レイソルの公式戦最年少出場記録は同じ夜にもう一度更新された。

止まった自転車で日本一へ
日本自転車競技連盟初の全日本選手権で、本田純盛と山本侑果が初代王者に。固定された自転車、体重データ、スマートトレーナー、仮想コースがつくる競技の公平性を考える。

走らなくても、勝負は終わらない
男性50歳以上、女性40歳以上を対象に、JFAが静岡でシニア・ウォーキングフットボール大会を開く。「歩く」は安全や健康と同義ではない。競技へ戻る扉を日常につなげられるか。
音楽&文化
Music & Culture · 14–16
巨匠の影から、16の「うた」を連れ戻す
武満徹没後30年。ソプラノ熊木夕茉のCDデビュー盤で、山田和樹がピアノを弾く。16曲の小さな歌から、記念碑ではない作曲家の姿を聴き直す。

光が消えたあと、見えていた世界が揺れ始める
今西真也、志村諭佳、金氏徹平の企画展「After Light」。絵具、光学素材、拾い集められた物を通じ、光を受けたあとに知覚と認識がどう変わるかを問う。

カンディンスキーは、ひとりで抽象をつくらなかった
宮城県美術館は国内所蔵のカンディンスキー作品に、「青騎士」の仲間、出版物、家具、日本の画家やデザイナーの応答を重ねる。移動し、翻訳された20世紀美術をたどる。
8月27日版から選んだ3本
女性起業家、ナノ金属、沖縄旧盆

女性起業家を「始める支援」で終わらせない
FLARE AICHI第2期は、起業前や若い会社だけでなく、事業承継・第二創業を目指す女性も対象にする。5カ月の支援は、愛知の顧客、資本、人材へ続く関係を残せるか。

「穴は弱点」を反転 軽くて疲れにくいナノ金属
京都大学などのチームは、周期的なナノ孔を持つニッケル単結晶で、相対密度を約半分にしながら疲労き裂発生耐性を約2倍にした。実物部品ではなく、微小試験片の設計原理だ。

祖先を送る夜、太鼓が道をゆく 沖縄旧盆とエイサー
8月27日は2026年の沖縄旧盆最終日、ウークイだった。家の祖先祭祀と、集落を巡るエイサーは同じ季節に属しながら同じものではない。旧暦が動かす現代の時間をたどる。
20. 今日のアート
Hashiguchi Goyō · Woman Applying Makeup

震災が版木を奪っても、《化粧の女》は消えなかった
橋口五葉が1918年に私家版として刊行した《化粧の女》。髪、金、雲母、空摺りに残るのは、浮世絵の分業を大正の写実へつなぎ直した画家、彫師、摺師の判断である。
画像は、橋口五葉《化粧の女》と大正期新版画に着想を得た編集用イラストです。原作品の複製でも、実物を記録した画像でもありません。
アート長編を読む →