身体で感じる音から、税、移動、科学、地域、スポーツ、工芸まで。
藤本亮へのJapan.co.jp独自インタビューを先頭に、食料品税1%、東京の無人タクシー、浜岡原発、希少肝疾患、光学バーコード、鳥取県沖のGlobal Hawk、横浜の低速モビリティ、沖縄の深海魚、日印クリケット、侍ジャパン、若手サッカー研究、工芸観光、北斎の版本を追います。窪俊満の水面の月で締めくくります。

理解より先に、身体が反応する 藤本亮が語る「エネルギー体現論」
9月22日のSUPER DOMMUNE公演を前に、藤本亮がJapan.co.jpの取材に回答。声、振動、身体、映像がどう一つの体験になるのか、Itti、中田拓馬との約10年の関係、実験的な表現への入り口を聞いた。
インタビューを読む →2026年9月17日 木曜日
今日を知る、さらに4本
無人タクシー、希少疾患、無人偵察機、日印クリケット
産業・経済
食料品税1%、無人タクシー、浜岡
食料品の消費税1%へ 「年5兆円」の財源をどう埋めるのか
政府は2027年4月から2年間、対象となる飲食料品の税率を8%から1%へ下げ、所得連動の支援を組み合わせる大綱を決めた。家計には分かりやすいが、年5兆円規模の財源が最大の問いになる。

東京の無人タクシー、実証から商用化へ Waymo・GO・日本交通が2027年開始を目指す
2025年の都心7区での走行から、2027年の一般客向け完全無人タクシーへ。100台規模への拡大計画の裏で、許認可、運行責任、人手不足、コスト、競争が同時に動き始めた。

浜岡再稼働、振り出しへ 地震動問題で中部電が3・4号機申請を取り下げ
十余年に及ぶ審査の土台だった基準地震動の代表波選定と社内統制に重大な疑義。中部電力は3、4号機の申請取り下げを決め、再稼働の技術記録と信頼を立て直す必要がある。
科学・技術
PFIC、光学バーコード、膝MRI
20年かけた「薬の再発見」 希少肝疾患PFIC1・2型に新たな治療選択肢
尿素サイクル異常症の既存薬をPFIC1・2型の治療へ。BSEPの細胞表面発現を増やす作用の発見から医師主導治験、承認まで約20年。超希少疾患の創薬は、少数例のデータをどう治療へ変えたのか。

毎時100万個、あとから「色」を書き込む 東大が光学バーコード微粒子を量産
5つのDNAアドレス領域を持つ共通ハイドロゲル粒子を毎時100万個超で作り、光学IDは後工程で書き込む。59,049コードの実証は、大規模な混合実験へ向けた量産技術を一段前へ進めた。

痛む前の膝を見つけられるか 「ポケットサイン」を8年追跡で検証
レントゲンではまだ変形が見えない膝にも、MRIには小さな構造変化が映る。神奈川で始まった約8年追跡が、将来の変形性膝関節症を本当に予測できる所見を選び出せるか検証する。
地域・社会
Global Hawk、スロモビ、沖縄深海魚
鳥取県沖でグローバルホーク墜落推定 通信途絶が突きつけた無人監視の現実
三沢を離陸した大型無人偵察機は、通信系の接続不良から3分後に鳥取県沖でレーダーから消えた。浮遊物の発見、漁船27隻の安否確認、3機しかない監視体制を地域と安全保障の両側から追う。

歩く速さをシェアする横浜 「スロモビ」が試す6km/hの新しい移動
自転車より遅いからこそ、歩くことに近い。桜木町・関内・日本大通りで始まる6km/hのシェア実験は、高齢化する都市の「最後の数百メートル」をどう変えるのか。

久米島沖130メートルから紅白のベラ コウハクカザリアカボウ、世界初の生体展示
世界で3標本しか知られていなかった新種が、久米島沖から生きたまま水槽へ。分類学、ROV調査、深海飼育がつながり、「何者か」から「どう暮らすか」へ研究が進む。
スポーツ
日印クリケット、侍ジャパン、U-21研究
世界王者インドが佐野へ 「日本史上最大の国際試合」が試すもの
9月22日、世界1位・世界王者インドが佐野へ。日本男子初のICCフルメンバー戦は、アジア大会直前の強化試合であると同時に、日本クリケットが次の観客をつかめるかを測る一日になる。

32年ぶりの金へ 侍ジャパン社会人代表、愛知で問われる「勝つ野球」
1994年広島大会の6-5から32年。BFAアジア選手権2連覇の社会人代表が、自国開催で2度目の金を狙う。160キロ対策、社会人代表という編成、短期決戦の重圧を掘り下げる。

トレーニングデータは選手を変えられるか アシックスとヴィッセル神戸がU-21で共同研究
加速、減速、切り返しを継続して測れば、若手の成長はもっと見えるのか。U-21 Jリーグが始まった神戸で、クラブの現場知とアシックスのスポーツ工学をつなぐ研究が動き出した。
文化・工芸
藤本亮、ART KOGEI、北斎版本
理解より先に、身体が反応する 藤本亮が語る「エネルギー体現論」
9月22日のSUPER DOMMUNE公演を前に、藤本亮がJapan.co.jpの取材に回答。声、振動、身体、映像がどう一つの体験になるのか、Itti、中田拓馬との約10年の関係、実験的な表現への入り口を聞いた。

天王洲で見て、産地へ行く ART KOGEIが工芸を「旅の入口」に変える
ギャラリーで作品に出会い、2泊3日でその「源」へ。天王洲のDMOが、工芸の販売、AI案内、産地の工房・寺院を一つの旅行導線につなごうとしている。

島根に残った北斎の本 永田コレクションが石見で開く「版本世界」
「波」の前に、北斎は本で名を上げた。読本、絵手本、『北斎漫画』、初摺と後摺、1814年の板木。そして、それらを島根に残した津和野出身の研究者・永田生慈の半世紀をたどる。

月は彼女たちの足元にある 窪俊満、秋を「反射」で描く
二人は空を仰がない。窪俊満は月を水面へ降ろし、女性の身体と鑑賞者の視線を足元へ導く。狂歌摺物、美人画、月見の伝統、反映という仕掛けから、静かな秋景の奥行きを読む。
美術エッセーを読む →窪俊満《Autumn: Two women gazing at the reflection of the moon》、19世紀初頭。本版の掲載画像は作品と俊満の画風に着想を得たJapan.co.jpのAI生成編集イラストで、原作品の複製ではありません。長編美術記事ではSmithsonianのCC0原作品画像も紹介しています。 掲載画像を見る
9月16日版から選んだ6本
エネルギー、フィジカルAI、触覚、復興、日韓交流、AIアート

LNG安定供給、次の危機にどう備える 東京の産消会議が示した「備蓄・柔軟性・連携」
LNG産消会議2026は、供給途絶に備える市場の柔軟性、投資、緊急時の連携、メタン削減を議論した。日本のLNG安全保障を歴史と制度から読み解く。

「売る」から「動かし続ける」へ GMOとTechShareが組むUnitreeロボット、日本のフィジカルAIは実装競争へ
GMO AI&ロボティクス商事がTechShareへの出資を決め、Unitree製ロボットの販売、保守、技術支援、ソリューション開発を共同で強化する。

ロボットに「皮膚」を着せるには、配線が多すぎる 産総研が挑む触覚AIの省配線化
産総研は、製造ばらつきを利用して複数センサー信号を変調・重畳し、少ない配線からAIが利用できる高次元データを取り出すセンシング技術を紹介する。

「行かない支援」から「訪れる支援」へ 九州ふっこう応援割、観光を復興の循環に戻せるか
地震後の宿泊キャンセルが広がるなか、国は九州7県の旅行・宿泊料金を割り引く「九州ふっこう応援割」を実施する。2016年の教訓から観光支援の意味と限界を考える。

勝敗の先に30年 日韓の市民アスリート、石川で続ける「会って競う」交流
第30回日韓スポーツ交流で韓国選手団157人が9月17~22日に石川県を訪れる。8競技と文化探訪で、コロナ禍の中断を越えた30回目を迎える。

「幸運」をAIで無限生産したら、吉兆はまだ吉兆か Sputniko!が空に重ねる願いと疑い
Sputniko!の《A Sky of Infinite Wishes》は、彩雲、日暈、鳳凰を思わせる雲などの吉兆をAIが生成し続ける。希少だから意味を持った「しるし」を無限化する作品を読む。
本日の15本のうち藤本亮インタビューはJapan.co.jpへの提供画像を使用。ほか14本+本日のアートは、窪俊満の画風に着想を得たJapan.co.jpのAI生成編集イラストです。記録写真や原作品の複製ではありません。9月16日版からの6本は、同版で使用したエル・グレコ風AI編集イラストを継承しています。
