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2026年8月11日 火曜日水素 / 産業 / 交通 / 政策 / 経済
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最終更新 · 2026年8月10日 午後2時55分 JST
日本初、稼働中の工事現場で水素燃料電池ショベル――大林組・コマツ・岩谷産業の実証
水素特集 · 2026年8月11日

日本初、稼働中の工事現場で水素燃料電池ショベル

建設現場の一台から、フィンランドへ向かう電解装置、福島のグリーンアンモニア、神戸の極低温ポンプ、工場電源、大型トラック、国際回廊、そして需要とコストの現実まで。今日は水素が「動く」段階から「採算を問われる」段階へ進む日本を読む。

Japan.co.jp / August 11, 2026 · 朝刊

まず読みたい4本

建設、長期信頼性、企業戦略、経済性

8月10日版から選んだ4本

鉄道、製鉄、海運、価格差支援

本日のニュース:19本

新着15本+8月10日版から4本

1日本初、稼働中の工事現場で水素燃料電池ショベル
大林組 / コマツ / 岩谷産業

日本初、稼働中の工事現場で水素燃料電池ショベル

実際の施工現場へ燃料電池油圧ショベルを投入。排気を出さない重機が、稼働時間、補給、安全、騒音という現場の要求にどこまで応えられるか。

2工業用水素製造をコンテナへ――旭化成Aqualyzer-C³がフィンランドへ
旭化成 / Aqualyzer-C³ / フィンランド

工業用水素製造をコンテナへ――旭化成Aqualyzer-C³がフィンランドへ

1MW級設備は今夏の運転開始を予定し、一日約400kgの水素を製造する。大型電解技術を据え付けやすい輸出製品へ変える試み。

3福島のグリーン水素を、運べるアンモニアへ
福島 / JGC / グリーンアンモニア

福島のグリーン水素を、運べるアンモニアへ

10MW級の福島水素エネルギー研究フィールドでつくった水素を、貯蔵・輸送しやすいアンモニアへ。生産投資を実用的な水素キャリアにつなぐ。

410MW電解槽を6年間動かしてわかったこと
旭化成 / FH2R / アルカリ水電解

10MW電解槽を6年間動かしてわかったこと

浪江で続く長期運転から、変動する再エネへの追従、部品劣化、保守、停止時間を検証。大型電解槽の価値は定格出力より信頼性で決まる。

5水素経済を動かすポンプの難題――日機装が神戸の次世代発電を支える
日機装 / 液化水素ポンプ / 神戸

水素経済を動かす「ポンプ」の難題

川崎重工と神戸製鋼所の次世代水素コージェネレーションへ、日機装が液化水素ポンプスキッドを供給。見えにくい部品メーカーがインフラを成立させる。

6ホンダ、GMとの燃料電池生産を終了へ――それでも水素からは撤退しない
ホンダ / GM / 次世代燃料電池

ホンダ、GMとの燃料電池生産を終了へ――それでも水素からは撤退しない

現行の合弁燃料電池システムは2026年末までに生産終了し、独自開発の次世代システムへ。水素への楽観ではなく、コストと用途を選び直す戦略転換。

7ホンダは燃料電池を自動車の外へ
ホンダ / 定置電源 / 非常用電力

ホンダは燃料電池を自動車の外へ

工場、オフィス、バックアップ電源へ燃料電池を展開する構想。水素の用途が乗用車から商業・産業分野へ移る理由を追う。

8化学工場の副生水素でデータセンターを動かす
ホンダ / トクヤマ / データセンター

化学工場の副生水素でデータセンターを動かす

ホンダ、トクヤマ、三菱商事が、再利用した自動車用燃料電池で副生水素を電力へ。捨てられ得る分子と退役部品に二つ目の役割を与える。

9トヨタの水素戦略、乗用車から大型トラックへ
トヨタ / Hyroad / 大型トラック

トヨタの水素戦略、乗用車から大型トラックへ

2026年のHyroad協業は、集中補給と高稼働率を持つ商用フリートへ重心を移す流れを強める。水素が電池と競争できる用途を選び直す。

10岩谷産業は国内52カ所を運営――それでも水素補給がボトルネックなのはなぜか
岩谷産業 / 水素ステーション / インフラ

岩谷産業は国内52カ所を運営――それでも水素補給がボトルネックなのはなぜか

建設した数だけでは測れない。利用率、固定費、配送、稼働時間、車両台数から、日本が築いた補給網と次の一手を率直に点検する。

11碧南は、水素由来アンモニアを拡大できるかの試金石になる
JERA / 碧南 / アンモニア混焼

碧南は、水素由来アンモニアを拡大できるかの試金石になる

JERAは2029年度の20%アンモニア混焼商用化を目指し、長期の価格支援が背後にある。排出、供給、コストを含む大規模化の実像を問う。

12日本、タイに次の水素・アンモニア供給網を求める
JERA / EGAT / タイ

日本、タイに次の水素・アンモニア供給網を求める

JERAとタイ発電公社EGATが6月に覚書を締結。製造、輸送、発電需要を一つの価値連鎖として設計する地域外交と事業の接点。

13日本とニュージーランド、水素回廊の設計へ
日本 / ニュージーランド / 水素回廊

日本とニュージーランド、水素回廊の設計へ

川崎重工、大林組などが両国間の商用水素リンクを調査。製造技術だけでなく、港、船、契約、認証を含む国際供給網を描く。

1460超の日本組織、水素に調達の1%を約束
水素バリューチェーン推進協議会 / 調達 / 需要創出

60超の日本組織、水素に調達の1%を約束

供給設備がないから買えず、買い手がいないから設備を作れない。その「鶏と卵」を、調達予算の1%という小さな需要の束でほどく。

15日本の水素、現実点検――技術は動く。経済性は成り立つか
水素経済 / コスト / 需要

日本の水素、現実点検――技術は動く。経済性は成り立つか

FCEVの伸び悩み、補給網、燃料価格を直視する。日本が乗用車一辺倒から産業、トラック、海運、集約需要へ移る理由を総括する。

16JR東日本と岩谷産業、次世代水素列車へ
8月10日 / JR東日本 / 岩谷産業

JR東日本と岩谷産業、次世代水素列車へ

HYBARIの知見を70MPaの高圧水素貯蔵と実用運行へ。電化しにくい地方路線で水素はディーゼルを置き換えられるか。

17鉄鉱石を水素で還元する――JFE、千葉でグリーン水素DRI実証
8月10日 / JFE / 水素還元鉄

鉄鉱石を水素で還元する――JFE、千葉でグリーン水素DRI実証

山梨の再エネ水素を千葉へ運び、鉄鉱石の還元に利用。日本の製鉄脱炭素で、水素はコークスの代わりになれるか。

1840,000m³液化水素運搬船――世界最大級の船を建造へ
8月10日 / 川崎重工 / 液化水素

40,000m³液化水素運搬船――世界最大級の船を建造へ

Suiso Frontierの約32倍のタンク容量。液化水素を国際エネルギー商品へ変える大型船は、コストとボイルオフをどこまで下げられるか。

1915年の補助で、水素は補助金なしに歩けるか
8月10日 / 価格差支援 / 政策

15年の補助で、水素は補助金なしに歩けるか

低炭素水素・アンモニアと既存燃料の価格差を15年間支える。その後も続く市場を本当につくれるかを問う。

20. 今日のアート

Stradanus · Renaissance Theater of Invention

今日のアート・チョイス:ストラダヌスとルネサンスの発明の劇場
今日のアート / ストラダヌス / 発明の劇場

今日のアート・チョイス:ストラダヌスとルネサンスの「発明の劇場」

発明、科学機器、工房、炉、複雑な生産工程を細密な版画にした『Nova Reperta』。水素の電解槽、ポンプ、ショベル、ステーション、アンモニア工場、国際供給網を、人間の手で動く一つの産業世界として見る。

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