Spaceman Japan / 47 Landings / Yamaguchi

山口県

宇宙飛行士、錦帯橋と秋芳洞の地下宇宙に着陸する。
本州西端の海の門、錦帯橋の美しい弧、萩の武家町、秋吉台と秋芳洞の地下宇宙、下関ふぐの技、元乃隅の赤い鳥居。 山口は、橋と海と歴史の県である。

第46話

宇宙船、本州西端のゲートに到着する

Yamagataでは、宇宙飛行士たちは雪の怪獣と銀山温泉の雪灯りに包まれた。 Yamaguchiでは、景色が一気に西へ開く。 橋が弧を描き、海峡が流れ、武家町が残り、地下には巨大な石灰岩宇宙が広がる。 そして海辺には、赤い鳥居が異次元ゲートのように続いている。

宇宙飛行士 「管制塔、こちら調査隊。五連アーチ型の木造橋を確認しました。」
山口のおじさん 「錦帯橋や。」
宇宙飛行士 「橋というより、美しい波形構造です。」
山口のおじさん 「ええ見方や。」
宇宙飛行士 「地下に巨大な石灰岩宇宙があります。」
山口のおじさん 「秋芳洞や。地上だけ見てたら山口はわからん。」
宇宙飛行士 「海辺には赤い鳥居の連続ゲートがあります。」
山口のおじさん 「元乃隅神社や。ワープ装置ではない。」
宇宙飛行士 「下関から高級危険魚反応があります。」
山口のおじさん 「ふぐや。そこは資格と技術の世界や。」
宇宙飛行士に萩、秋芳洞、下関を説明する山口のおじさん
画像予定:山口のおじさん、萩の武家町、秋吉台、秋芳洞、下関港、唐戸市場、瑠璃光寺、湯田温泉、元乃隅神社、角島大橋を説明する。
Ojisan's Five Truths

おじさんが教える、山口の五つの真実

山口は、本州の西の門である。 錦帯橋がある。萩の城下町がある。 秋吉台と秋芳洞もある。 下関のふぐも本気である。 元乃隅神社の鳥居を見て、異次元ゲートと思うなよ。 でもまあ、気持ちはわかる。

1

西の門の県

本州の西端、下関、関門海峡、九州への入口。山口は、海の門として日本を開いている。

2

橋と城下町の県

錦帯橋、岩国城、萩の武家町、瑠璃光寺。美しい橋と歴史の町が残る。

3

地下宇宙の県

秋吉台と秋芳洞。地上は草原、地下は石灰岩の巨大宇宙。宇宙飛行士向きの地質ドラマである。

4

海とふぐの県

下関、唐戸市場、ふぐ、海峡、海鮮。山口の海は、味と技術の世界である。

5

赤い鳥居と焼き物の県

元乃隅神社、角島大橋、萩焼、海辺の絶景。鳥居がワープゲートに見えても、まず礼をする。

Yamaguchi Guide

山口で見るべきもの

山口は、橋、海、地下、武家町に分けて歩くとよい。 岩国で錦帯橋を渡り、萩で武家町と焼き物に触れる。 秋吉台と秋芳洞では、地球の内側に広がる地下宇宙を見る。 下関で海峡とふぐを味わい、元乃隅神社と角島大橋で西の海の景色を受け取る。

錦帯橋

五連の木造アーチが美しい橋。宇宙飛行士が波形構造として解析したくなる場所。

萩

武家町、城下町、萩焼、明治維新の記憶。山口の歴史的な深さを歩ける町。

秋吉台・秋芳洞

カルスト台地と巨大鍾乳洞。地上と地下の両方に山口の驚きがある。

下関

関門海峡、唐戸市場、ふぐ、港の空気。西の門としての山口を強く感じる地域。

元乃隅神社

海へ向かって続く赤い鳥居。宇宙飛行士がワープゲートと疑う絶景。

角島大橋・瑠璃光寺

青い海へ伸びる橋と、美しい五重塔。山口の景色と文化の両方を代表する。

Food Mission

宇宙飛行士、ふぐを資格制危険料理と呼ぶ

山口の食は、海峡の技術である。 下関ふぐ、瓦そば、海鮮、日本酒、柑橘、萩焼の器。 宇宙飛行士はふぐを前にして、食べ物なのか高度管理対象物なのか迷う。

宇宙飛行士 「この魚は、資格制の危険料理ですか?」
山口のおじさん 「ふぐや。下関の技や。」
宇宙飛行士 「瓦そばは、屋根材で調理されていますか?」
山口のおじさん 「名前だけ聞くとそうなるな。熱い瓦で食べるんや。」
宇宙飛行士 「萩焼の器は、食べ物の重力をやわらかくします。」
山口のおじさん 「ええこと言うやないか。」
下関ふぐ、瓦そば、海鮮を前にする宇宙飛行士と山口のおじさん
画像予定:宇宙飛行士、下関ふぐ、瓦そば、海鮮、日本酒、柑橘、萩焼の器、市場の軽食に出会う。
萩の武家町、萩焼、秋芳洞文化を学ぶ宇宙飛行士
画像予定:宇宙飛行士、萩の武家町、明治維新の人物、萩焼、秋芳洞の地質、瑠璃光寺、大内文化、錦帯橋の構造模型を学ぶ。
Museums & Samurai Memory

山口は、日本が動き出した記憶を持つ

山口の文化は、静かな城下町と大きな歴史の変化を同時に持っている。 萩の武家町、明治維新の記憶、萩焼の手触り、大内文化、瑠璃光寺。 そして秋芳洞の地下には、人間の歴史よりずっと長い地球の時間がある。

山口は、西の端にあるからこそ、外へ向かう視線を持っている。 海峡を見て、橋を渡り、武家町を歩き、地下洞窟へ降りる。 そこでは、移動と変化こそが山口の本質だとわかってくる。

Motonosumi Night

元乃隅の星空で、赤い鳥居が静かに続く

山口の最後は、元乃隅の夜がよい。 赤い鳥居、海の崖、星、波の音、遠い風。 昼には異次元ゲートのように見えた鳥居が、夜には祈りの道になる。 宇宙飛行士もここでは、ワープ装置かどうかを聞くのをやめる。

山口は、橋と門の県である。 錦帯橋は川を渡らせ、関門海峡は本州と九州をつなぎ、 元乃隅の鳥居は海と祈りの間に立つ。 山口を旅すると、どこかへ渡る感覚が残る。

夜の元乃隅神社、赤い鳥居、星、海を眺める宇宙飛行士と山口のおじさん
画像予定:夜の元乃隅神社。赤い鳥居、海の崖、星、波の音。宇宙飛行士と山口のおじさんが静かに眺める。
Why Yamaguchi Feels Like A Gateway

山口を一言で説明できない理由

山口は、錦帯橋だけではない。ふぐだけでもない。萩だけでもない。 秋吉台、秋芳洞、下関、元乃隅神社、角島大橋、瑠璃光寺、湯田温泉、萩焼。 地上にも地下にも、川にも海にも、歴史にも食にも入口がある。 山口は、本州の西端で次の世界へつながる県である。

有名な弧

錦帯橋。 五つの木造アーチが川を渡る。 宇宙飛行士には、美しすぎる波形構造に見える。

有名な地下

秋芳洞。 石灰岩が作った巨大な地下宇宙。 地球の内部に、別の惑星のような景色がある。

有名な門

元乃隅神社。 赤い鳥居が海へ向かって連なる。 ワープゲートではないが、そう見える気持ちはわかる。

Routes

山口の歩き方

山口は、橋、武家町、洞窟、海峡、鳥居に分けて歩くとよい。 岩国で錦帯橋を渡り、萩で武家町と萩焼を見る。 秋吉台と秋芳洞で地下宇宙へ入り、下関で海峡とふぐを味わう。 元乃隅神社と角島大橋へ進めば、山口が西の門であることを体で感じる。

錦帯橋と岩国

錦帯橋 → 岩国城 → 錦川。橋の美しさから山口へ入る。

萩の武家町

萩城下町 → 萩焼 → 明治維新の記憶。歴史と器を歩く。

秋吉台と秋芳洞

カルスト台地 → 鍾乳洞 → 地下水。地上と地下の山口を見る。

下関の海峡

唐戸市場 → 関門海峡 → ふぐ。西の門と海の食へ。

元乃隅と角島

元乃隅神社 → 角島大橋 → 日本海。赤い鳥居と青い海の旅。

Final Manga Beat

元乃隅の星空

宇宙飛行士 「山口を理解しました。」
山口のおじさん 「ほう。何の県や?」
宇宙飛行士 「西の門と五連橋と侍の町と地下宇宙とふぐと赤いゲートの県です。」
山口のおじさん 「だいぶ近い。」
宇宙飛行士 「元乃隅神社の鳥居は本当にワープしませんか?」
山口のおじさん 「せん。錦帯橋を渡って、秋芳洞を歩いて、下関でふぐを食べてから言いなさい。」
夜の元乃隅神社、赤い鳥居、星、海を眺める宇宙飛行士と山口のおじさん
画像予定:元乃隅の星空。宇宙飛行士、赤い鳥居と海の前で、山口が西の門であることを知る。
YAMAGUCHI IDENTITY

山口は、橋と海と歴史の県である。
本州西端の海の門、錦帯橋の美しい弧、萩の武家町、秋吉台と秋芳洞の地下宇宙、下関ふぐの技、元乃隅の赤い鳥居。
山口は、宇宙飛行士に「日本の端には、次の世界へ渡る橋がある」と教える県である。

Next Doors

山口から、さらに読む。