
熊本、2度目の夜を越えて
余震のたびに止まり、再び始まる救助
崩れた製紙工場、爆発後の商業施設、損壊した住宅。地面が動けば退避し、安全が確認されればまた瓦礫へ向かう。本日は新着15本、7月30日版から選んだ4本、そして高松塚古墳壁画に着想を得た今日のアートで、災害、経済、技術、医療、歴史を深く読みます。
まず読みたい4本
熊本救助、ライフライン、爆発調査、九州の供給網
7月30日版から選んだ4本
救助の前日、金融政策、軽EV、古墳文化
本日のニュース:19本
新着15本+7月30日版から4本

熊本、2度目の夜を越えて――余震のたびに止まり、再び始まる救助
製紙工場、商業施設、損壊住宅で、余震に退避しながら2度目の夜を越えた救助を追います。

空気が止まった熊本――猛暑・断水・停電が生む「地震の次の危機」
猛暑、断水、停電が、避難所と病院、車中泊の人々に地震後の公衆衛生危機をもたらしています。

避難完了から50分――イオンモール熊本爆発、「空白の時間」を検証する
LPガス漏れの可能性、従業員の再入館、安全装置の作動を中心に、爆発までの50分を検証します。

「シリコンアイランド」が止まった日――熊本地震が供給網を試す
トヨタ、ホンダ、ソニー、ルネサス、TSMCが、工場、クリーンルーム、物流網への影響を確認しています。

猛烈な台風13号ドルフィン、西へ――日本への進路予報をどう読むか
急発達した台風の小笠原と西日本への影響について、予報が示すこととまだ示さないことを読み解きます。

同じ1億2000万人、逆向きの時代――日本人人口が越えた境界線
日本人人口が42年ぶりに1億2000万人を下回る一方、外国人住民は過去最多となりました。

時給55円の境界線――最低賃金1176円へ
中央最低賃金審議会が全国加重平均を55円引き上げ、時給1176円とする目安を示しました。

「7円減税」の約束――食料品消費税1%へ
高市首相が食料品の税率を8%から1%へ2年間引き下げる案を進め、財政論争が激化しています。

ソニーが欲しい「眼」――タムロン完全子会社化案の核心
ソニーがタムロンを完全子会社化する法的拘束力のない提案を行い、映像戦略の次の一手が浮かびました。

楽天と日本HP、日本語AIをパソコンの中へ
日本語特化の端末内処理と楽天のクラウドエージェントを組み合わせたハイブリッドAIが始まります。

レケンビ、293億円の四半期――エーザイが治療を事業の柱へ
レケンビの4~6月世界売上は速報値293億円。エーザイは治療薬を世界的な事業の柱へ育てます。

「増えないエボラ」で作るワクチン――東大iEvac-Zの最初のヒト試験
東京大学が、増殖能力を失わせたエボラウイルス由来ワクチンiEvac-Zの第I相結果を報告しました。

透明な脳に浮かぶ、プラスチックの地図
組織透明化とライトシート顕微鏡で、新生仔マウス脳の粒径別ナノプラスチック分布を3D可視化しました。

「日本」が生まれた谷――飛鳥・藤原、日本27件目の世界遺産へ
ユネスコが「飛鳥・藤原の宮都」を登録。19の構成資産から律令国家の成立と東アジア交流を読み解きます。

恐怖が鎧をまとった城――黒沢清『黒牢城』、米国公開へ
黒沢清監督初の時代劇が米国公開。有岡城、米澤穂信の原作、時代劇映画史をたどります。

熊本、救助は2日目へ――余震と猛暑の中で進む「生存の時計」
M7.1の熊本地震から一夜。救助、被害確認、2016年の教訓を追った前日の長編報告です。

片山財務相の「正常で円滑」――日銀独立、巨額債務、弱い円を結ぶ一本の綱
政府と日銀、巨額債務、弱い円のあいだで、日本の政策運営が歩く細い綱を検証します。

日本の「小さな王国」へ――BYDラッコが軽自動車70年の常識を揺らす
BYDが日本専用の軽EV「RACCO」を214万5000円から発売し、独自市場へ挑みます。

粘土の武人と、火山灰の中の男――群馬で向き合う二つの「ヨロイ」
金井遺跡群の「ヨロイを着た古墳人」と国宝の武人埴輪が、17年ぶりに群馬で並びます。
20. 今日のアート
高松塚古墳 / 飛鳥美人 / 天文図

宇宙を収めた、幅一メートルの部屋――高松塚古墳壁画
16人の宮廷人物、三体の現存する四神、太陽、月、金箔の星空が、立つことさえできない石室を宇宙へ変えました。飛鳥美人、東アジア交流、古代の鉱物顔料、発見と保存の歴史から、高松塚が描いた秩序の体系を読み解きます。
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