ビジネス・経済

01

スマレジがカシオ子会社のネットレジ事業を承継へ

カシオ計算機は9月25日、子会社CXDネクストの店舗向けネットレジサービス事業を、12月1日付の吸収分割でスマレジに承継する契約を結んだと発表した。既存の契約条件・サービス内容は変わらず、2029年中の事業終了予定も維持する。利用店舗にとっては、サービス終了までの対応窓口と運営主体が変わることになる。

出典:カシオ計算機

02

京成電鉄、千葉日石を子会社化へ 燃料供給の安定狙う

日本M&Aセンターの9月24日付報道によると、京成電鉄は石油製品販売の千葉日石(千葉県船橋市)の全株式を取得することを決めた。実行は10月1日の予定。グループの燃料調達・供給の安定化に加え、自動車整備事業での連携を見込む。鉄道会社による沿線の生活関連事業拡大の動きでもある。

出典:日本M&Aセンター

03

立花エレテック、韓国の半導体関連事業譲受で協議へ

立花エレテックは9月24日、コシダテックの韓国関係会社が営む事業の一部を譲り受ける協議に向け、基本合意書を締結した。対象はルネサスエレクトロニクスの半導体デバイスに関わる事業で、香港子会社を通じた承継を目指す。海外基盤の拡大につながる可能性があるが、成否や具体的な手法、日程は今後の協議で決まる。

出典:立花エレテック適時開示

科学・技術

04

ヒト膜タンパク質の動き、NMR観測の感度を約4倍に

東京大学や理化学研究所などの研究チームは9月25日、ヒト膜タンパク質の動きを核磁気共鳴(NMR)法で高感度に捉える技術を発表した。ヒト細胞を用いた高度な重水素標識により、従来の約4倍の感度を達成したという。創薬標的となる分子がどう働くかを調べる研究手段の進歩であり、新薬の効果を示した成果ではない。

出典:東京大学・理化学研究所など

05

食品・飲料企業のESG開示、AIで重要課題との対応を分析

九州大学の研究チームは、食品・飲料の上場企業340社について、2020~2024年の有価証券報告書を言語モデルで分析した。業種別の重要課題との対応を調べると、社会分野に比べ環境分野の開示は限定的だった一方、2022年以降は温室効果ガスや人的資本などの記述が拡大した。開示の量だけでなく内容を点検する手法で、企業の実際の環境成績を直接評価したものではない。

出典:九州大学

06

1細胞解析で染色体の壊れやすい領域に新たな分類

理化学研究所などの研究チームは、DNAの複製が妨げられた際に起こる染色体切断を1細胞ごとに解析し、従来は捉えにくかった低頻度の切断部位を検出した。壊れやすい領域には特徴や形成機構の異なる複数の分類があるという。9月23日発表の成果は、がんなどに関わるゲノム不安定性を理解するための基礎研究を広げる。

出典:理化学研究所

地域

07

佐賀市西部で予約型のりあい交通、10月1日から実証運行

佐賀市は10月1日から2027年1月30日まで、市西部で予約型のりあい交通の実証運行を行う。月~土曜日の午前9時~午後3時に運行し、登録と予約は電話でもスマートフォンでもできる。バス停から遠い地域や日中の移動需要に対応し、人口減少と運転士不足の下で持続可能な公共交通の仕組みを検証する。

出典:佐賀市

08

平和堂、多賀町で移動販売へ 10月13日から44か所に

平和堂は滋賀県多賀町で10月13日から移動販売を始めると発表した。フレンドマート彦根地蔵店を拠点に、町内44か所の停留所を設け、月~土曜日に稼働する計画。多賀町、町社会福祉協議会との連携協定に基づく取り組みで、車を持たない住民などの日常の買い物を支える。利用者数や採算性など、継続性を示す実績はこれからとなる。

出典:平和堂発表

スポーツ

09

男子バレー日本、アジア大会初戦でウズベキスタンに快勝

バレーボール男子日本代表は9月27日、愛知・名古屋アジア大会の予選ラウンド初戦でウズベキスタンに3―0で勝った。各セットは25―17、25―20、25―17。地元開催の大会で白星発進となったが、この結果は予選の1試合で、決勝進出やメダル獲得を決めたものではない。

出典:日本バレーボール協会

文化

10

JASRACの9月分配、383億円余で過去最高

日本音楽著作権協会(JASRAC)は9月24日、同月の著作物使用料分配額が383億円余となり、前年同期を2.4%上回ったと発表した。9月分配として過去最高。主に1~6月の使用料収入を反映し、配信や大規模コンサートなどが増加した。音楽の利用が権利者の収入にどう結び付くかを示す数字だが、送金時には管理手数料や税などが控除される。

出典:日本音楽著作権協会

11

三重県立美術館でルーシー・リー展、東西の陶芸との関わり探る

三重県立美術館で「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」が9月26日に開幕した。12月13日まで。国立工芸館や井内コレクションを中心に初期から円熟期の作品を紹介し、関連作家や東洋のやきものとの関わりをたどる。ウィーンからロンドンへ活動の場を移した陶芸家の造形を、美術交流の歴史の中で考える機会となる。

出典:三重県立美術館