今回の夏の遊園地特集では、USJ、富士急ハイランド、よみうりランド、ハウステンボス、ナガシマ、⻄武園、鈴鹿、八景島、アドベンチャーワールド、ムーミンバレーパークの10本をメイン記事にした。だが、日本の遊園地地図は、その10本だけでは終わらない。
この companion guide は、「もっと探したい」読者のための一冊である。世界的に有名な施設もあれば、地域に深く愛される老舗、キャラクターの聖地、サファリ、映画村、港町の観覧車、沖縄の文化施設もある。20施設を並べると、日本の夏レジャーがいかに多様かが見えてくる。
1. 東京ディズニーシー
東京ディズニーシーは、日本のテーマパークが世界に誇る「場所の編集力」を最もよく示す施設の一つである。海をテーマにした七つ、そしてファンタジースプリングスを含む八つのポートを歩くと、単なる乗り物の集合ではなく、港町、火山、宮殿、運河、遠い冒険の記憶が連続する都市のように感じられる。夏の旅行では、水辺の景観、夜の照明、レストラン、ショーの余韻が、暑さを少し物語へ変えてくれる。
2026年は東京ディズニーシー25周年「Sparkling Jubilee」の流れもあり、夏の特集に入れる価値がさらに高い。日本でしか体験できないディズニーパークとして、外国人旅行者には強い目的地であり、日本の家族やカップルには何度訪れても季節ごとに違う顔を見せる場所だ。大きな新施設だけでなく、海風、夜景、歩く順番まで含めて計画したい。
電話: Tokyo Disney Resort Information Center: 050-3090-2742 / +81-50-3090-2742
公式サイト: https://www.tokyodisneyresort.jp/en/tds/
2. 東京ディズニーランド
東京ディズニーランドは、1983年に米国外初のディズニーテーマパークとして開業し、日本のレジャー史に巨大な転換点をつくった。いまではあまりに当たり前の存在に見えるが、ここが日本の接客、清掃、行列管理、ファミリー向け演出、季節イベントの基準を押し上げたことは大きい。
夏の東京ディズニーランドは、クラシックなパークの魅力が一番わかりやすい季節でもある。水を使うイベント、夜のパレード、シンデレラ城前の写真、涼しい屋内アトラクション、子どもが初めて覚えるテーマパークの記憶。新しさだけではなく、「夏休みらしさ」を大切にしたい読者に勧めたい。
電話: Tokyo Disney Resort Information Center: 050-3090-2742 / +81-50-3090-2742
公式サイト: https://www.tokyodisneyresort.jp/en/tdl/
3. 東京ドームシティ アトラクションズ
東京ドームシティ アトラクションズの面白さは、都市のど真ん中にあることだ。入園無料の都市型遊園地として、野球、コンサート、ホテル、スパ、飲食、買い物と同じ街区に絶叫系や観覧車、子ども向けアトラクションが並ぶ。旅行者にとっては、半日ではなく「数時間の遊園地」として使いやすい。
夏は、東京観光の合間に組み込みやすいのが強みになる。後楽園駅、水道橋駅、春日駅から近く、夜の予定や雨の日の切り替えにも向く。巨大テーマパークのような没入感ではなく、東京の生活に混ざる遊園地。そこにこの施設の本当の価値がある。
4. よこはまコスモワールド
よこはまコスモワールドは、横浜の風景そのものになった遊園地である。巨大観覧車コスモクロック21は、みなとみらいの夜景の中心にあり、海、ビル群、遊歩道、ショッピングモールと一緒に横浜らしい都市観光をつくる。入園無料で、乗りたい分だけチケットを買える気軽さも強い。
夏に訪れるなら、夕方から夜が特にいい。日中の暑さが落ち着き、観覧車の灯りが水面に映り、短い滞在でも「横浜に来た」感覚が強く残る。絶叫というより、港町の時間を遊園地の光で包む場所である。
電話: 045-641-6591
公式サイト: https://cosmoworld.jp/?lang=en
5. 東武動物公園
東武動物公園は、名前の通り動物園と遊園地のハイブリッドである。ホワイトタイガーをはじめとする動物エリア、家族向けの乗り物、季節の花、夏のプールが一つの敷地でつながるため、子どもの年齢や興味が違う家族でも一日を組み立てやすい。
都心から電車で行ける郊外型レジャーとして、夏休みとの相性はとても良い。午前は動物、午後は遊園地、暑い日はプール、疲れたら木陰や休憩。派手さだけでなく、親が「一日を持たせられる」と感じる設計が、この施設の強みである。
電話: 0480-93-1200
公式サイト: https://www.tobuzoo.com/
6. サンリオピューロランド
サンリオピューロランドは、東京の夏にとって非常に実用的なテーマパークでもある。屋内型なので、猛暑、雨、強い日差しを避けながら、キャラクター、ショー、パレード、食事、写真を楽しめる。かわいいだけではなく、気候の厳しい季節に頼れる遊園地なのである。
1990年開業のピューロランドは、日本のキャラクター文化を立体化した場所だ。ハローキティ、マイメロディ、シナモロールなどを通じて、商品ではなく「会いに行ける世界」をつくった。夏の東京で、涼しく、濃く、写真映えする半日をつくるなら、今も強い選択肢である。
7. ハーモニーランド
大分のハーモニーランドは、サンリオの世界を屋外で楽しむ九州の重要なキャラクターパークである。ピューロランドが東京の屋内劇場型だとすれば、ハーモニーランドは空、坂、パレード、観覧車、家族写真が主役になる開放型のサンリオ体験だ。
別府や大分旅行と組み合わせやすい点も大きい。温泉旅行に子どもの楽しみを加えたい家族にとって、ハーモニーランドはちょうど良い寄り道ではなく、旅の目的地になり得る。夏は暑さ対策をしながら、朝早めや夕方寄りの時間をうまく使いたい。
電話: 0977-73-1111
公式サイト: https://www.harmonyland.jp/
8. レゴランド・ジャパン・リゾート
レゴランド・ジャパンは、名古屋港エリアのファミリー向け大型リゾートとして、乗り物、レゴモデル、ワークショップ、水あそび、ホテル、シーライフ名古屋を組み合わせる。派手な絶叫よりも、小学生以下の子どもが「自分で動かす」「作る」「発見する」ことに重点がある。
夏の魅力は、水を使ったイベントや屋内外のバランスにある。名古屋駅からあおなみ線で行けるアクセスもわかりやすく、東海地方の家族旅行では非常に組み込みやすい。大人だけの旅行ではなく、子どもが主役になる旅をつくりたい時に力を発揮する。
電話: 0570-05-8605 / +81-50-5840-0505
公式サイト: https://www.legoland.jp/en/
9. ニジゲンノモリ
ニジゲンノモリは、淡路島の自然の中にアニメ、マンガ、ゲーム、テクノロジーを置いた新しいタイプのテーマパークである。巨大な屋内施設ではなく、兵庫県立淡路島公園の広い地形を活かし、昼と夜で表情が変わる体験をつくっている。
夏の関西旅行では、神戸や大阪からの日帰り、淡路島滞在、家族旅行、アニメファンの巡礼をつなげられるのが強みだ。自然の中を歩くため暑さ対策は必要だが、屋外だからこそできるスケールと写真の強さがある。日本のコンテンツ産業が「場所」になる好例である。
10. 江戸ワンダーランド 日光江戸村
江戸ワンダーランド日光江戸村は、遊園地というより「時代に入る」施設である。街並み、忍者、侍、町人、芝居、衣装、食事、所作を通じて、江戸時代を観光客が歩ける舞台として再構成している。日光・鬼怒川方面の旅行に、歴史エンターテインメントを加えられる場所だ。
夏は、暑さの中でも時代劇の屋外感がよく似合う。木造風の建物、土の道、芝居小屋、忍者ショー、衣装体験が、テーマパークでありながら日本文化の入口にもなる。外国人旅行者にとってはわかりやすく、日本人にとっては懐かしい時代劇の身体感覚を取り戻す場所である。
電話: 0288-77-1777
公式サイト: https://edowonderland.net/en/
11. 志摩スペイン村 パルケエスパーニャ
志摩スペイン村は、伊勢志摩の海とリゾート感の中にスペインの街並み、ショー、アトラクション、ホテル、温泉を重ねた独特のテーマパークである。混雑だけで勝負しない、少し余白のある空気が魅力で、近年はSNSでも「好きな人が本当に好きな場所」として再評価されている。
夏は、パレード、夜間営業、花火、ホテル滞在と相性が良い。伊勢神宮や鳥羽、賢島と組み合わせれば、単なる遊園地ではなく伊勢志摩旅行の一部になる。テーマはスペインだが、旅の感覚はとても日本的な「海辺の家族リゾート」である。
電話: 0599-57-3333
公式サイト: https://www.parque-net.com/foreign/
12. 姫路セントラルパーク
姫路セントラルパークは、サファリパークと遊園地を一体化した関西の大きなレジャー施設である。車で回るサファリ、歩いて出会う動物、絶叫系から家族向けまでの乗り物、夏のプール、冬のスケートまで、季節をまたいで使えるのが強い。
姫路城観光と組み合わせられる点も旅行者には大きい。歴史都市・姫路の一日を、午前の城、午後のサファリ、夕方の遊園地という形で広げられる。夏は動物、乗り物、水の三つがそろうため、子ども連れには非常に使いやすい。
電話: 079-264-1611
公式サイト: https://www.central-park.co.jp/en/
13. ひらかたパーク
ひらかたパーク、通称ひらパーは、大阪が誇る生活密着型の遊園地である。1910年代から続く長い歴史を持ち、派手なリゾートではなく、地元の子ども、家族、学生、カップルが何度も通う「近くの夢」として愛されてきた。
夏はプール、イベント、夜の企画と相性がよく、京都・大阪間の旅行にも組み込みやすい。京阪電車のひらかた公園駅から近く、アクセスが簡単なのも魅力だ。長く残る遊園地には理由がある。ひらパーは、地域の記憶を積み重ねた関西の宝である。
14. 鷲羽山ハイランド
鷲羽山ハイランドは、瀬戸大橋を望むロケーションが最大の魅力である。ブラジリアンパークという個性的なテーマ、観覧車、ジェットコースター、遊具、夏のプールが、瀬戸内海の景色と結びつく。少し不思議で、少し懐かしい西日本の遊園地だ。
瀬戸内旅行の途中で寄ると、この場所の良さがわかりやすい。倉敷美観地区だけで終わらせず、海と橋と遊園地を合わせると、岡山の旅はぐっと立体的になる。夏のプールと高台の眺めは、家族旅行にもドライブにも向いている。
電話: 086-473-5111
公式サイト: https://www.w-highland.co.jp/global_en/
15. 城島高原パーク
城島高原パークは、別府と湯布院の間に広がる高原型遊園地である。名物の木製コースター「ジュピター」をはじめ、絶叫系、家族向け、子ども向けアトラクションがそろい、温泉地の旅行に遊園地の一日を加えられる。
夏でも高原の空気があるため、都市型遊園地とは違う感覚で過ごせる。別府の温泉、湯布院の散策、城島高原の乗り物を組み合わせると、大分旅行は大人も子どもも満足しやすい。九州の家族旅行に覚えておきたい一か所である。
電話: 0977-22-1165
公式サイト: https://www.kijimakogen-park.jp/
16. グリーンランド
熊本県荒尾市のグリーンランドは、西日本最大級の遊園地として知られ、70を超えるアトラクションを持つ規模の大きさが魅力である。ローラーコースター、観覧車、家族向けの乗り物、夏のプール、ホテル、温泉、ゴルフまで含むリゾートとして展開している。
かつて三井グリーンランドとして知られた歴史もあり、炭鉱都市圏の記憶と九州のレジャー史をつなぐ場所でもある。夏休みに「とにかく乗り物をたくさん楽しみたい」家族には非常に強い。福岡、熊本、長崎方面の旅行からも組み込みやすい。
電話: 0968-66-1112
公式サイト: https://www.greenland.co.jp/park/
17. ルスツリゾート遊園地
ルスツリゾートは、冬のスキーだけでなく、夏の遊園地としても北海道旅行に強い選択肢である。広い空、羊蹄山を望む景色、ゴンドラ、ゴルフ、ホテル、屋外アトラクションがそろい、本州の暑い夏とは違う開放感を味わえる。
北海道の家族旅行では、札幌や洞爺湖、ニセコ方面と組み合わせやすい。夏のルスツは、涼しさそのものが価値になる。絶叫や乗り物だけでなく、高原リゾートの空気、夜の宿泊、朝の散歩まで含めて計画したい。
電話: +81-136-46-3331 / +81-136-46-3111
公式サイト: https://rusutsu.com/en/amusement-park/
18. ナゴパイナップルパーク
ナゴパイナップルパークは、巨大な絶叫遊園地ではない。しかし、沖縄らしい家族向けテーマパークとして非常に楽しい。自動カート、熱帯植物、パイナップル、ショップ、スイーツ、ワイナリー的な要素が、雨の日でも比較的楽しみやすい観光施設になっている。
夏の沖縄旅行では、海だけで一日を組むと疲れることがある。名護方面のドライブに、このパークのような短時間で遊べる目的地を入れると旅が楽になる。子どもには乗り物と甘いもの、大人には沖縄の農業観光とお土産の楽しさがある。
19. おきなわワールド
おきなわワールドは、玉泉洞、琉球王国城下町、エイサー、工芸、ハブ博物公園などを通じて、沖縄の自然と文化を一つの観光施設にまとめたテーマパークである。鍾乳洞の涼しさは、夏の沖縄では実用的な魅力でもある。
南部観光では、斎場御嶽、ひめゆり、平和祈念公園、海岸ドライブと合わせて組み込みやすい。単なる遊園地ではなく、沖縄の地質、芸能、工芸、観光の入口として機能する。暑い日に文化と涼しさを同時に得られる場所だ。
電話: 098-949-7421
公式サイト: https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
20. 東映太秦映画村
東映太秦映画村は、京都の時代劇文化を歩けるテーマパークであり、実際の撮影所の歴史を持つ場所である。江戸の町並み、忍者、侍、変身体験、ショー、映画・テレビの記憶が、京都観光の中にエンターテインメントの厚みを加える。
2026年はリニューアルの流れもあり、外国人旅行者や大人の来場者にもさらにわかりやすい施設になっている。夏の京都は暑いが、映画村は歴史観光だけでは物足りない家族にとって強い選択肢だ。文化、写真、体験、遊びを一度にまとめられる。
電話: 0570-064349
公式サイト: https://global.toei-eigamura.com/
Sources and references
この記事は、各施設の公式サイト、公式観光サイト、自治体・観光局の公開情報を参考にし、住所・電話番号・公式URLを確認して構成しました。営業時間、料金、休園日、イベント内容は変更される可能性があります。訪問前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。
- Tokyo Disney Resort / Information Center
- Tokyo Dome City Attractions, Yokohama Cosmo World, Tobu Zoo
- Sanrio Puroland, Harmonyland, LEGOLAND Japan
- Nijigen no Mori, Edo Wonderland, Shima Spain Village
- Himeji Central Park, Hirakata Park, Washuzan Highland
- Kijima Kogen Park, Greenland, Rusutsu Resort
- Nago Pineapple Park, Okinawa World, Toei Kyoto Studio Park
