巨大都市を読む博物館

東京都の
博物館・美術館・資料館

東京を深く知るなら、上野と六本木だけで終わらせない。江戸東京、国立館、近代建築、写真、現代美術、刀剣、民藝、印刷、紙、消防、警察、鉄道、下町、区立郷土資料館、多摩、伊豆諸島、小笠原。 東京は巨大すぎるからこそ、小さな館が都市の輪郭を濃くします。

このページでは、東京都を「首都」ではなく、江戸の町、明治の制度、昭和の生活、戦後のメディア、現代美術、川と路地、山と島を抱える文化圏として案内します。

東京は、巨大な館だけではなく、小さな資料室から読むと面白い。

東京には、日本を代表する国立博物館や美術館が集中しています。東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、国立新美術館、東京国立近代美術館。 しかし東京の本当の厚みは、それだけではありません。

深川江戸資料館、下町風俗資料館、書道博物館、一葉記念館、朝倉彫塑館、すみだ北斎美術館、芭蕉記念館、中川船番所資料館、文京ふるさと歴史館、新宿歴史博物館、世田谷区立郷土資料館、目黒区めぐろ歴史資料館。 こうした小さな館を歩くと、東京は「大都市」ではなく、川、坂、商店、屋敷、町工場、祭り、移民、出版、鉄道、住宅地、島々の集まりとして見えてきます。

分野で見る東京の博物館

国立館・江戸東京・下町・美術・専門館・区立資料館・多摩・島しょ

上野・国立館

日本を集める場所

東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館。

江戸東京・下町

町人の時間へ

江戸東京博物館、深川江戸資料館、下町風俗資料館、すみだ郷土文化資料館。

美術と建築

都市の感性へ

庭園美術館、写真美術館、現代美術館、森美術館、根津美術館、山種美術館。

小さな専門館

東京の職能へ

刀剣、民藝、印刷、紙、たばこと塩、貨幣、広告、消防、警察、地下鉄。

町・文学・手仕事

小さな東京へ

書道、一葉、朝倉、北斎、芭蕉、船番所、伝統工芸、区立資料館。

大学・多摩・島

知と周縁へ

大学博物館、多摩の郷土館、八王子、日野、奥多摩、伊豆諸島、小笠原。

東京都の博物館・美術館・資料館一覧

住所・電話・公式サイト

東京ミュージアム索引: 東京は施設数が非常に多いため、このページでは「東京を読むための入口」を重視しています。大規模館だけでなく、区立資料館、専門館、島の自然館まで含めて、東京の地層をたどれるように整理しました。
ご利用前に: 休館日、展示替え、予約制、入場方法、工事休館、夜間開館、島しょ部の交通状況は変わります。訪問前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

上野・国立館

日本の文化財、科学、西洋美術、都民の展覧会文化

台東区上野 / 日本美術・文化財

東京国立博物館

日本と東洋の美術・考古資料を代表する国立博物館。東京の博物館めぐりでは、まずここを基準点にすると、文化財の時間軸が整います。

  • 住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.tnm.jp/
台東区上野 / 自然史・科学技術

国立科学博物館

自然史と科学技術を総合的に扱う日本を代表する科学博物館。地球館、日本館、標本、化石、科学技術史から、東京の知の入口になります。

  • 住所〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.kahaku.go.jp/
台東区上野 / 西洋美術・建築

国立西洋美術館

松方コレクションを基礎とする西洋美術館。ル・コルビュジエ設計の建築としても重要で、上野の美術館文化を象徴します。

  • 住所〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.nmwa.go.jp/
台東区上野 / 都民と展覧会

東京都美術館

上野公園にある都立美術館。公募展、企画展、教育普及が重なり、東京の「展覧会に行く文化」を支えてきた存在です。

江戸東京・下町

両国、深川、上野、墨田、川と路地の記憶

墨田区両国 / 江戸から東京へ

東京都江戸東京博物館

江戸と東京の歴史・都市文化を扱う代表的博物館。大規模改修を経て2026年3月31日にリニューアルオープンし、東京を読む中心館として再び重要になります。

小金井市 / 江戸東京の建築

江戸東京たてもの園

歴史的建造物を移築・復元・保存する野外博物館。都市の家、商店、銭湯、邸宅を歩くことで、東京の暮らしの形を体で理解できます。

江東区深川 / 下町の暮らし

江東区深川江戸資料館

江戸時代末期の深川佐賀町の町並みを実物大で再現する資料館。路地、商家、長屋、船宿を歩くと、江戸の生活が展示室の中で動き出します。

台東区上野 / 下町風俗・昭和生活

下町風俗資料館

明治・大正・昭和の下町の暮らしを伝える資料館。商家、長屋、生活道具から、東京の近代を家庭の手触りで理解できます。

下町の小さな館

根岸、竜泉、谷中、浅草、墨田、深川。町の記憶を拾う

台東区根岸 / 書・中村不折

台東区立書道博物館

洋画家・書家の中村不折の旧宅跡に建つ書の専門館。上野の大館から少し歩くと、根岸の静かな町に、文字そのものを文化財として読む東京が現れます。

台東区竜泉 / 樋口一葉・文学

台東区立一葉記念館

樋口一葉と竜泉・下谷龍泉寺町の記憶を伝える文学館。小さな家計、路地、筆、女性の表現を通じて、明治東京の生活感が近づきます。

台東区谷中 / 彫刻・建築

台東区立朝倉彫塑館

彫刻家・朝倉文夫のアトリエ兼住居を保存する美術館。屋上庭園、中庭、猫、彫刻、住まいが重なり、谷中の町歩きと美術が一つになります。

台東区浅草 / 江戸手仕事

江戸たいとう伝統工芸館

江戸簾、江戸指物、桐たんす、銀器、刷毛など、台東区の職人文化を紹介する施設。浅草を観光地ではなく、手仕事の町として見る入口です。

墨田区亀沢 / 北斎・浮世絵

すみだ北斎美術館

葛飾北斎ゆかりの墨田にある美術館。浮世絵、版画、江戸の視覚文化、現代建築が重なり、両国・向島・本所の町の記憶を強くします。

江東区常盤 / 松尾芭蕉・深川

江東区芭蕉記念館

深川芭蕉庵の記憶に近い場所で、松尾芭蕉と俳句文化を紹介する記念館。清澄白河の水辺を歩く前後に寄ると、深川の文学的な時間が浮かび上がります。

江東区大島 / 水運・船番所

中川船番所資料館

江戸の水運と中川番所の記憶を伝える資料館。川、運河、船、物流を通じて、東京が水の都市だったことを具体的に理解できます。

江東区森下 / 漫画・下町文化

田河水泡・のらくろ館

漫画「のらくろ」の作者・田河水泡に関する資料を展示する小さな館。森下・深川の町で、昭和の漫画文化と庶民のユーモアに触れられます。

美術・写真・現代

六本木、清澄白河、恵比寿、青山、広尾、竹橋

港区六本木 / 展示空間・公募展

国立新美術館

コレクションを持たず、展覧会を中心に文化を発信する国立美術館。六本木の現代的な展示空間として、東京の美術地図を広げます。

  • 住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.nact.jp/
千代田区竹橋 / 近現代美術

東京国立近代美術館

日本の近現代美術をたどる国立美術館。明治以後の絵画、彫刻、写真、デザインの流れを、東京の近代と重ねて見ることができます。

  • 住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.momat.go.jp/
江東区清澄白河 / 現代美術

東京都現代美術館

現代美術の流れをコレクション展示と企画展で見せる都立美術館。清澄白河・木場の水辺と倉庫文化の近くで、東京の現在を考えられます。

目黒区恵比寿 / 写真・映像

東京都写真美術館

写真と映像を専門とする世界的にも貴重な美術館。恵比寿で写真集、映像、企画展、収蔵展を通じて、都市の記憶の撮られ方を学べます。

  • 住所〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
  • 電話03-3280-0099
  • 公式https://topmuseum.jp/
港区六本木 / 国際現代美術

森美術館

六本木ヒルズにある現代美術館。都市、社会、建築、デザイン、映像、ファッションまで広く扱い、東京の国際的な現在形を映します。

  • 住所〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.mori.art.museum/
渋谷区広尾 / 日本画

山種美術館

日本画を専門とする美術館。近代・現代日本画の名品を通じて、東京の美術鑑賞を静かに深められる一館です。

港区南青山 / 日本・東洋古美術

根津美術館

日本・東洋の古美術を収蔵する私立美術館。庭園、茶道具、仏教美術、青銅器が一体となり、青山の奥に静かな時間を作っています。

中央区京橋 / 近現代美術

アーティゾン美術館

ブリヂストン美術館を前身とする美術館。東京駅近くで、印象派、日本近代美術、現代美術を、都市のビジネス街の中で落ち着いて鑑賞できます。

  • 住所〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7番2号
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.artizon.museum/
中央区日本橋 / 茶道具・工芸

三井記念美術館

三井家伝来の美術品、茶道具、工芸を中心に紹介する美術館。日本橋の商業史と大名道具の美をつなぐ、東京中心部の重要な一館です。

  • 住所〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 三井本館7階
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.mitsui-museum.jp/
千代田区丸の内 / 東洋古美術

出光美術館

東洋古美術、日本の書画、陶磁器を中心とする美術館。丸の内で、企業コレクションと古典美術が東京の文化層を支えています。

  • 住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目1番1号 帝劇ビル9階
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://idemitsu-museum.or.jp/
新宿区西新宿 / 近代洋画・ゴッホ

SOMPO美術館

新宿の高層ビル街にある美術館。東郷青児と近代美術、ゴッホ《ひまわり》で知られ、都市の中心で美術鑑賞を日常に近づけます。

  • 住所〒160-8338 東京都新宿区西新宿1丁目26番1号
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.sompo-museum.org/
港区白金台 / 東洋陶磁・近現代美術

松岡美術館

東洋陶磁、日本画、近現代美術、古代オリエントなどを収蔵する私立美術館。白金台の静かな住宅地で、個人コレクションの奥行きを感じられます。

渋谷区神宮前 / 現代美術・建築

ワタリウム美術館

青山・外苑前にある現代美術館。展覧会、建築、書店、都市文化が重なり、東京の小さな現代美術拠点として個性を放ちます。

港区南青山 / 岡本太郎・アトリエ

岡本太郎記念館

岡本太郎の旧アトリエ兼住居を公開する記念館。作品だけでなく、制作空間、庭、生活の気配から、戦後東京の前衛精神に触れられます。

世田谷区上野毛 / 日本・東洋美術

五島美術館

東急創業者・五島慶太のコレクションを基礎とする美術館。国宝《源氏物語絵巻》で知られ、庭園とともに世田谷の文化的な厚みを伝えます。

目黒区下目黒 / 医学・奇妙な専門館

目黒寄生虫館

寄生虫を専門に扱う世界的にも珍しい小さな博物館。目黒の住宅街で、自然、身体、科学への見方が少し変わる強烈な一館です。

目黒区目黒 / 区立美術館

目黒区美術館

目黒区の区立美術館。近現代美術、地域文化、教育普及を通じて、恵比寿・目黒周辺の美術散歩を支えています。

  • 住所〒153-0063 東京都目黒区目黒2丁目4番36号
  • 電話03-3714-1201
  • 公式https://mmat.jp/

建築・庭園・都市

アール・デコ、民家、庭園、都市の記憶

港区白金台 / アール・デコ建築

東京都庭園美術館

旧朝香宮邸を活用した都立美術館。1933年竣工のアール・デコ建築と庭園が、展覧会そのものと同じくらい重要な鑑賞対象です。

目黒区駒場 / 民藝・生活の美

日本民藝館

柳宗悦らの民藝運動を伝える館。陶磁、染織、木工、漆工など、日常の器物に宿る美を通じて、東京の中で日本の手仕事を見直せます。

文京区 / 旧岩崎邸・近代建築

旧岩崎邸庭園

三菱財閥岩崎家の旧邸宅。洋館、和館、庭園が残り、明治の東京における邸宅文化と近代建築を体感できます。

北区西ケ原 / 旧古河邸・庭園

旧古河庭園

洋館、洋風庭園、日本庭園が重なる近代庭園。美術館ではありませんが、東京の邸宅建築と庭園文化を読む重要な文化財です。

専門館・産業文化

刀剣、印刷、紙、貨幣、広告、消防、警察、地下鉄

墨田区横網 / 日本刀・武家文化

刀剣博物館

日本刀を専門に扱う博物館。刀を武器としてだけでなく、美術、技術、信仰、武家文化の結晶として理解できます。

文京区水道 / 印刷・出版

印刷博物館

印刷の歴史、技術、文化を扱う専門館。活字、版、紙、出版、メディアの歴史を通じて、東京が情報都市になった過程を読めます。

北区王子 / 紙・製紙文化

紙の博物館

王子の製紙産業の記憶を背景に、紙の歴史、製法、文化を伝える専門館。出版、包装、暮らしを支える素材としての紙を学べます。

墨田区横川 / たばこ・塩・生活文化

たばこと塩の博物館

たばこと塩を中心に、嗜好品、専売、生活、世界文化を扱う専門館。東京の中で、身近なものの歴史が大きな社会史につながります。

中央区日本橋 / 貨幣・金融史

貨幣博物館

日本銀行金融研究所の博物館。貨幣、金融、経済の歴史を、江戸の貨幣制度から近代金融までたどれます。

港区東新橋 / 広告・メディア

アドミュージアム東京

広告とコミュニケーションの歴史を扱う専門館。ポスター、CM、新聞広告、マーケティングを通じて、東京の商業文化を読み解けます。

  • 住所〒105-7090 東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留
  • 電話03-6218-2500
  • 公式https://www.admt.jp/
新宿区四谷 / 消防・防災

消防博物館

江戸火消から近代消防、消防車、ヘリコプターまでを扱う博物館。火事と都市防災は、江戸東京を理解する重要な軸です。

中央区京橋 / 警察・都市安全

警察博物館

警視庁の歴史と警察活動を紹介する博物館。首都東京の治安、交通、安全、捜査の歩みを、子どもにもわかりやすく伝えます。

江戸川区葛西 / 地下鉄・交通

地下鉄博物館

地下鉄の歴史、車両、運転、トンネル技術を学べる博物館。東京が地下に広がる都市であることを、楽しく理解できます。

大学博物館・文学館・記憶の館

本郷、神田、丸の内、渋谷、早稲田、千駄木。知の東京を歩く

文京区本郷 / 大学博物館・標本

東京大学総合研究博物館

東京大学に蓄積された学術標本と研究の歴史を展示する大学博物館。本郷のキャンパスを歩くと、東京の知の蓄積が標本として立ち上がります。

千代田区神田駿河台 / 刑事・考古・商品

明治大学博物館

刑事、考古、商品という三つの展示分野を持つ大学博物館。神田駿河台の学生街で、法、歴史、生活資料を横断的に見られます。

  • 住所〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1丁目1番地 明治大学アカデミーコモン地階
  • 電話03-3296-4448
  • 公式https://www.meiji.ac.jp/museum/
千代田区九段南 / 戦中・戦後の暮らし

昭和館

戦中・戦後の国民生活を中心に、資料、写真、映像で昭和の記憶を伝える施設。九段下で、国家の歴史ではなく暮らしの歴史を見つめ直せます。

千代田区丸の内 / 学術標本・現代展示

インターメディアテク

日本郵便と東京大学総合研究博物館が協働する学術文化総合ミュージアム。丸の内の商業空間で、標本と展示デザインの力を体験できます。

  • 住所〒100-7003 東京都千代田区丸の内2丁目7番2号 KITTE 2・3階
  • 電話050-5541-8600(ハローダイヤル)
  • 公式https://www.intermediatheque.jp/
渋谷区東 / 神道・考古・民俗

國學院大學博物館

考古、神道、校史を中心とする大学博物館。渋谷の高台で、日本文化の基層と近代教育の記憶を静かに学べます。

渋谷区代々木 / 服飾・生活文化

文化学園服飾博物館

服飾を通じて世界と日本の生活文化を紹介する専門博物館。新宿の近くで、衣服を社会、技術、美意識の資料として見ることができます。

新宿区早稲田南町 / 夏目漱石・文学

新宿区立漱石山房記念館

夏目漱石が晩年を過ごした「漱石山房」跡に建つ記念館。早稲田の住宅地で、近代文学の仕事場と人の輪を感じられます。

文京区千駄木 / 森鷗外・文学

文京区立森鷗外記念館

森鷗外の旧居「観潮楼」跡に建つ記念館。本郷・千駄木・団子坂の地形とともに歩くと、近代文学の東京が見えてきます。

区立郷土資料館・小さな館

東京の本当の地層は、区ごとの資料館に残る。

墨田区向島 / 郷土文化・隅田川

すみだ郷土文化資料館

墨田区の歴史、隅田川、向島、産業、文化を扱う資料館。東京スカイツリーの足元に残る、川と町工場と文人の記憶に近づけます。

文京区本郷 / 文教・坂・屋敷町

文京ふるさと歴史館

文京区の歴史と文化を紹介する資料館。本郷、小石川、湯島、根津、千駄木の坂と学問、屋敷町の記憶が静かに重なります。

新宿区四谷 / 近代都市・宿場・文学

新宿歴史博物館

内藤新宿、四谷、牛込、淀橋など、現在の新宿区の複雑な成り立ちを伝える資料館。繁華街の奥にある生活史を補ってくれます。

世田谷区 / 農村・郊外住宅地

世田谷区立郷土資料館

世田谷代官屋敷に隣接する郷土資料館。農村、街道、代官、郊外住宅地へ変わっていく世田谷の時間を丁寧に追えます。

目黒区中目黒 / 目黒の歴史

めぐろ歴史資料館

目黒区の考古、歴史、民俗を紹介する資料館。目黒川、台地、農村、近代住宅地としての目黒を、小さな展示から読めます。

荒川区南千住 / 町工場・下町

荒川ふるさと文化館

荒川区の歴史、民俗、産業を伝える資料館。南千住、日暮里、町工場、祭礼、庶民の暮らしを支える小さな館です。

板橋区赤塚 / 武蔵野・郷土

板橋区立郷土資料館

板橋の歴史、旧石器、農村、宿場、地域文化を扱う資料館。赤塚城跡や水辺の地形と合わせて歩くと、北西東京の古層が見えます。

北区王子 / 飛鳥山・渋沢・紙

北区飛鳥山博物館

北区の歴史、自然、民俗を扱う博物館。飛鳥山、王子、紙、渋沢栄一、荒川流域をまとめて理解できる、区立館の好例です。

港区白金台 / 港区史・建築

港区立郷土歴史館

旧公衆衛生院の歴史的建築を活用した郷土歴史館。港区の古代、近世、近代、暮らしを、建築そのものの力とともに学べます。

大田区南馬込 / 郷土・馬込文士村

大田区立郷土博物館

大田区の歴史、考古、民俗、馬込文士村を扱う資料館。多摩川、海苔、町工場、文学の記憶が一つの区史としてつながります。

練馬区石神井町 / 武蔵野・暮らし

石神井公園ふるさと文化館

練馬区の歴史、民俗、自然を紹介する文化館。石神井池、武蔵野台地、農村と住宅地の変化から、東京西北部の地層が見えてきます。

杉並区大宮 / 郷土・住宅地の歴史

杉並区立郷土博物館

杉並の歴史、民俗、農村から住宅地への変化を伝える区立博物館。善福寺川流域や近郊農村の記憶を拾えます。

葛飾区白鳥 / 郷土と天文

葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾の歴史・民俗と天文を扱う区立博物館。水元、柴又、葛飾の水辺文化と、星を見る学びが一つになった珍しい施設です。

子ども・科学・乗り物・メディア

楽しい館から都市を学ぶ

三鷹市 / アニメーション・映画

三鷹の森ジブリ美術館

スタジオジブリの世界とアニメーションの仕組みを体験できる美術館。完全予約制のため、訪問前のチケット確認が必須です。

千代田区北の丸 / 科学技術

科学技術館

産業技術、科学、実験、体験展示を通じて、子どもから大人まで科学に触れられる施設。北の丸公園の学びの拠点です。

港区台場 / 先端科学・未来

日本科学未来館

宇宙、生命、地球環境、ロボット、情報社会を扱う科学館。東京湾岸で、未来と科学コミュニケーションを考える場所です。

港区高輪 / 鉄道・物流

物流博物館

物流、輸送、運送の歴史を扱う専門館。鉄道・船・トラック・倉庫の仕組みから、巨大都市東京を支える見えない動脈がわかります。

千代田区内神田 / メディア機器・記録文化

絶滅メディア博物館

使われなくなったメディア機器を保存・展示する新しい小さな館。カメラ、テープ、フロッピーなどから、昭和・平成の情報生活がよみがえります。

都市インフラ・技術・暮らしの専門館

郵便、通信、水、ガス、下水道、鉄道、建築、遊び。都市を支える仕組みへ

墨田区押上 / 郵便・通信

郵政博物館

郵便、切手、通信の歴史を扱う博物館。東京スカイツリータウンの中で、手紙、配達、通信網が都市をどう結んできたかを学べます。

  • 住所〒131-8139 東京都墨田区押上1丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ9階
  • 電話03-6240-4311
  • 公式https://www.postalmuseum.jp/
新宿区西新宿 / メディアアート・通信

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

メディアアート、先端技術、情報社会を扱う文化施設。新宿副都心で、通信とアートが結びつく東京の現在を考えられます。

  • 住所〒163-1404 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー4階
  • 電話0120-144199
  • 公式https://www.ntticc.or.jp/
港区北青山 / 先端技術・産業

TEPIA先端技術館

AI、ロボット、ものづくり、先端技術を体験的に紹介する施設。外苑前で、日本の産業技術と未来の学びを結びます。

  • 住所〒107-0061 東京都港区北青山2丁目8番44号
  • 電話03-5474-6128
  • 公式https://www.tepia.jp/
品川区東品川 / 建築模型・都市

WHAT MUSEUM / 建築倉庫

建築模型を中心に、現代アートや建築文化を展示する施設。天王洲で、都市を作る前の思考や模型の美しさに触れられます。

新宿区四谷 / 玩具・木育

東京おもちゃ美術館

旧小学校を活用した、おもちゃと遊びの美術館。木のおもちゃ、世界の玩具、世代を超えた遊びから、都市の中の子ども文化を育てています。

江東区豊洲 / ガス・暮らし

がすてなーに ガスの科学館

ガス、エネルギー、防災、暮らしを体験的に学べる科学館。豊洲で、都市生活を支えるエネルギーの仕組みを親子で理解できます。

江東区有明 / 水道・水循環

東京都水の科学館

水道水が家庭に届くまでの仕組みを、映像と体験展示で学べる施設。東京湾岸で、都市の水インフラを子どもにもわかりやすく伝えます。

江東区有明 / 下水道・都市衛生

東京都虹の下水道館

下水道の仕組み、仕事、都市衛生を体験できる施設。東京の清潔さを支える見えない地下インフラに光を当てます。

港区東新橋 / 鉄道史

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室

日本の鉄道発祥地に復元された旧新橋停車場の展示室。汐留で、近代東京と鉄道の出発点を具体的に感じられます。

多摩・武蔵野

西東京、郊外、縄文、府中、町田、武蔵野の地層

府中市 / 歴史・民俗・自然

府中市郷土の森博物館

府中の歴史、自然、民俗、復元建築、プラネタリウムを含む大きな郷土博物館。多摩の博物館めぐりの中心になる施設です。

町田市原町田 / 版画・国際美術

町田市立国際版画美術館

版画を専門とする公立美術館。多摩丘陵の町田で、日本と世界の版画表現を学べる、東京西部の重要な美術拠点です。

調布市 / 武者小路実篤・文学

武者小路実篤記念館

作家・武者小路実篤の生涯と作品を紹介する記念館。仙川の住宅地の奥で、文学、絵画、白樺派の理想主義に触れられます。

東村山市 / 国立ハンセン病資料館

国立ハンセン病資料館

ハンセン病の歴史、隔離政策、人権、回復者の生活を伝える資料館。東京の博物館の中でも、社会記憶を正面から扱う重要な場所です。

  • 住所〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
  • 電話042-396-2909
  • 公式https://www.nhdm.jp/
立川市 / 昭和記念公園・自然観察

昭和記念公園 花みどり文化センター

博物館ではありませんが、都市公園、植物、緑化、自然観察を学べる文化拠点。多摩の大きな空と緑を理解する入口になります。

西東京市芝久保町 / 科学・プラネタリウム

多摩六都科学館

多摩地域の科学館。大型プラネタリウム、体験展示、自然・科学の学びを通じて、東京西部の子どもたちの知的な入口になります。

日野市神明 / 新選組・幕末

日野市立新選組のふるさと歴史館

土方歳三ゆかりの日野で、新選組と幕末の地域史を紹介する資料館。甲州街道、多摩の農村、武士への憧れが交差します。

八王子市子安町 / 桑都・日本遺産

桑都日本遺産センター 八王子博物館

「桑都」八王子の歴史文化と日本遺産ストーリーを紹介する施設。絹、養蚕、高尾山、八王子城を結び、多摩の大きな歴史を開きます。

武蔵野市境 / 地域史・民俗

武蔵野ふるさと歴史館

武蔵野市の歴史、民俗、考古、戦争記憶を扱う資料館。吉祥寺だけではない、武蔵野台地の暮らしと近代の記憶を伝えます。

調布市小島町 / 郷土・水木しげる

調布市郷土博物館

調布の歴史、民俗、考古を紹介する郷土博物館。多摩川、深大寺、甲州街道、映画と漫画の町の背景を補ってくれます。

多摩市落合 / 多摩ニュータウン

パルテノン多摩ミュージアム

多摩ニュータウンと多摩市の歴史・文化を紹介するミュージアム。郊外開発、住宅、暮らしの変化を、東京の戦後史として考えられます。

青梅市駒木町 / 青梅・多摩川

青梅市郷土博物館

青梅の歴史、民俗、自然、林業、街道文化を紹介する郷土博物館。多摩川上流の町を、映画看板だけでなく土地の記憶から理解できます。

奥多摩町原 / 水源林・ダム

奥多摩 水と緑のふれあい館

奥多摩湖、ダム、水源林、自然を紹介する施設。東京の水がどこから来るのかを、山と湖の現場で学べる大切な入口です。

伊豆諸島・小笠原

火山、海、島の暮らし、世界自然遺産

大島町 / 火山・ジオパーク

伊豆大島火山博物館

三原山と伊豆大島の火山活動、地形、自然、暮らし、防災を学べる施設。東京の中にある火山島の現実を知る入口です。

八丈町 / 島の歴史・民俗

八丈島歴史民俗資料館

八丈島の流人文化、織物、民俗、海と山の暮らしを伝える資料館。東京の島しょ部を、観光地ではなく生活文化として理解できます。

小笠原村父島 / 世界自然遺産・海洋島

小笠原ビジターセンター

小笠原の自然、歴史、固有種、海洋島の成り立ちを紹介する拠点。博物館的な展示を通じて、東京の最南端にある別世界を学べます。

小笠原村父島 / 海洋生物・保全

小笠原海洋センター

ウミガメ保全、海洋生物、島の海を学べる施設。美しい海を眺めるだけでなく、保護と研究の現場として小笠原に触れられます。

新島村本村 / 島の暮らし・大踊り

新島村博物館

新島の歴史、民俗、漁業、石、踊り、島の暮らしを紹介する博物館。白い外観の館から、東京の島の生活文化が見えてきます。

神津島村 / 島史・民俗

神津島村郷土資料館

神津島の歴史、民俗、信仰、島の暮らしを紹介する資料館。神津島港から歩ける距離にあり、島旅の最初に寄ると土地の物語が深まります。

三宅村阿古 / 火山島・民俗

三宅島郷土資料館

三宅島の自然、火山、歴史、民俗資料を保存・展示する資料館。噴火と暮らしが重なる島の時間を、生活資料から理解できます。

小笠原村父島 / 世界自然遺産

小笠原世界遺産センター

小笠原の固有種、外来種対策、世界自然遺産の保全を紹介するセンター。父島で、東京の自然が世界につながることを学べます。

地域別に見る東京ミュージアム

上野・両国・深川・六本木・目黒・小金井・三鷹・島

上野

国立館の森へ

東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、東京都美術館をめぐると、日本の美術、科学、展覧会文化の中心が見えてきます。

両国・深川・墨田

江戸東京と下町へ

江戸東京博物館、深川江戸資料館、すみだ郷土文化資料館、刀剣博物館、たばこと塩の博物館で、川と町人の東京を読めます。

六本木・青山・白金

現代美術と建築へ

国立新美術館、森美術館、根津美術館、東京都庭園美術館、アーティゾン美術館、三井記念美術館をつなぐと、都市の感性と建築の力が重なります。

恵比寿・目黒・駒場

写真、民藝、歴史へ

東京都写真美術館、日本民藝館、めぐろ歴史資料館をめぐると、写真、手仕事、地域史が一つの散歩道になります。

多摩・武蔵野

建築と郷土へ

江戸東京たてもの園、府中市郷土の森博物館、ジブリ美術館、国立ハンセン病資料館を通じて、多摩の広い文化地図に入れます。

島しょ部

火山と海の東京へ

伊豆大島火山博物館、小笠原ビジターセンター、小笠原海洋センターを加えると、東京は都市だけでなく、火山と海の都にもなります。

東京の博物館をつなぐと、首都ではなく、町と川と島の集合体が見えてくる。

東京は、上野の国立館、両国の江戸東京、深川の下町、六本木の現代美術、白金のアール・デコ、駒場の民藝、文京の印刷、王子の紙、葛西の地下鉄、 多摩の建築、三鷹のアニメーション、伊豆大島の火山、小笠原の海までを抱える巨大な文化圏です。 小さな館を拾うほど、東京は「大都市」ではなく、人が暮らしてきた無数の場所として輪郭を深めます。

東京ミュージアム旅を組み立てる

大きな館と小さな館を混ぜる

初めての東京

上野から両国へ

東京国立博物館、国立科学博物館、江戸東京博物館を軸にすると、文化財、科学、都市史の三本柱が整います。

小さな東京

深川、墨田、文京、世田谷へ

深川江戸資料館、すみだ郷土文化資料館、文京ふるさと歴史館、世田谷区立郷土資料館をめぐると、東京の生活史が見えてきます。

専門館の東京

刀剣、紙、印刷、広告へ

刀剣博物館、紙の博物館、印刷博物館、アドミュージアム東京をつなぐと、東京が技術と情報の都市だったことがわかります。

美術の東京

六本木、清澄、恵比寿、青山へ

国立新美術館、森美術館、東京都現代美術館、東京都写真美術館、根津美術館で、現代と古美術を一日に重ねられます。

親子の東京

科学、地下鉄、ジブリへ

国立科学博物館、科学技術館、地下鉄博物館、日本科学未来館、三鷹の森ジブリ美術館を組み合わせると、学びの旅になります。

もう一つの東京

多摩と島へ

江戸東京たてもの園、府中市郷土の森博物館、伊豆大島火山博物館、小笠原ビジターセンターで、都心の外の東京に出会えます。