富山の旅は、方角で考えると分かりやすい。
富山駅を起点にすると、旅は自然に四つの方向へ広がります。 まず街の中心へ向かえば、富山城、ガラス美術館、路面電車、寿司がある。 北へ歩けば、環水公園と富岩運河の水辺がある。東へ向かえば黒部峡谷と宇奈月温泉。 南東へ上がれば立山黒部アルペンルート。西へ進めば雨晴、高岡、五箇山へと記憶が広がります。
すべてを一度に回ろうとすると、富山は少し忙しくなります。 だからこそ、旅程には「主題」が必要です。山を見る旅なのか、海と寿司の旅なのか、 水と街を読む旅なのか、歴史と工芸を歩く旅なのか。 主題を決めると、富山はとても動きやすい県になります。