三重は、小さな館から読むと「祈り」と「海」と「侍の街道」がつながる。
三重県の博物館は、伊勢神宮だけでは読み切れません。鳥羽のミキモト真珠島では養殖真珠と御木本幸吉の挑戦を、 海の博物館では漁船、漁具、海女、海辺の暮らしを、松阪商人の館では江戸の商いの力を、伊賀流忍者博物館では忍びの知恵と地域文化を読むことができます。
北勢へ行けば、桑名市博物館、六華苑、石取会館、輪中の郷があり、桑名藩、豪商建築、祭礼、低地の暮らしが立ち上がります。 亀山歴史博物館と関宿旅籠玉屋歴史資料館を加えると、三重は「伊勢の県」だけではなく、東海道の侍と旅人の県としても見えてきます。