府を読む博物館

京都府の
博物館・美術館・資料館

京都を深く知るなら、まず小さな博物館へ。西陣織、茶の湯、京焼、楽焼、七宝、金工、漢字、万華鏡、学校史、 町家、町衆、マンガ、鉄道、伏見の酒、宇治の源氏、山城の考古、乙訓の古代、丹後の郷土、舞鶴の引揚と赤れんが。 京都の正体は、寺社の外側にある、手仕事と記憶を守る小さな展示室で立ち上がります。

このページでは、有名寺院だけを先に並べません。工芸、織物、茶、考古、教育、科学、文字、酒、鉄道、文学、北部の近代史まで、 京都府を「暮らしと技と時間のミュージアム」から整理します。

京都は、小さな館から読むと「寺社の都」ではなく「手の都」になる。

京都府の博物館は、京都国立博物館や京都市京セラ美術館だけでは読み切れません。 西陣織会館には織の技があり、京都伝統産業ミュージアムには京の手仕事があり、京都市考古資料館には平安京以前から続く地層があります。 並河靖之七宝記念館、清水三年坂美術館、河井寬次郎記念館、楽美術館、大西清右衛門美術館を歩くと、京都の本体は「手の記憶」だとわかります。

さらに京都市学校歴史博物館、島津製作所創業記念資料館、漢字ミュージアム、京都万華鏡ミュージアムを加えると、 京都は古いだけの都市ではなく、教育、科学、文字、遊び心を積み重ねてきた近代都市として立ち上がります。 京都府は、洛中だけでなく、宇治、乙訓、山城、丹後、舞鶴、福知山まで、手仕事と都市と海がつながる大きな文化圏です。

分野で見る京都の博物館

小さな館・工芸・茶・考古・学校・漢字・マンガ・鉄道・酒・府域

工芸・手仕事

京都を「手」から読む

伝統産業、西陣織、七宝、京焼、楽焼、釜、茶道具、町家。

教育・科学・文字

近代京都を読む

学校歴史、島津製作所、漢字ミュージアム、万華鏡、マンガ、鉄道。

美術・仏教・コレクション

寺社の外側の美を読む

細見、野村、泉屋博古館、相国寺承天閣、龍谷、高麗美術館。

府域・北部

京都府を広く読む

宇治、向日、長岡京、大山崎、八幡、山城、丹後、舞鶴、福知山。

京都府の博物館・美術館・資料館一覧

住所・電話・公式サイト

京都府ミュージアム索引: 西陣、茶の湯、楽焼、七宝、京の伝統産業、考古資料、学校、科学、漢字、万華鏡、マンガ、鉄道、伏見酒、宇治源氏、乙訓、山城、丹後、舞鶴引揚、赤れんが、福知山城まで、 京都府を理解するための主要ミュージアムを「小さな館」重視で整理しています。
ご利用前に: 開館日、休館日、料金、予約制、展示替え休館は変動するため、訪問前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

小さな館・手仕事

京都の本体は、手仕事の小さな展示室にもある。

京都市左京区 / 伝統産業

京都伝統産業ミュージアム

西陣織、京友禅、京漆器、京焼・清水焼、仏具、竹工芸など、京都の伝統産業を横断的に紹介するミュージアム。京都を「見る」だけでなく「作る手」から読めます。

  • 住所〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせB1F
  • 電話075-762-2670
  • 公式https://kmtc.jp/
京都市上京区 / 西陣織

西陣織会館

西陣織の歴史、技、きもの文化を伝える施設。華やかな織物の奥に、分業、職人、町の産業の長い時間があります。

  • 住所〒602-8216 京都市上京区堀川通今出川南入西側
  • 電話075-451-9231
  • 公式https://nishijin.or.jp/
京都市上京区 / 考古・平安京

京都市考古資料館

京都市内の発掘調査で出土した資料を展示する考古資料館。平安京だけでなく、縄文・弥生・古墳から都市京都の地層を読める小さな名館です。

京都市下京区 / 学校史・教育

京都市学校歴史博物館

元開智小学校の校舎を活用した博物館。京都の番組小学校、教育、美術工芸、学校に残された資料から、京都の近代を「学びの都市」として読めます。

工芸専門館

七宝、蒔絵、陶芸、民藝。小さな館ほど京都の濃度が高い。

京都市東山区 / 七宝・庭

並河靖之七宝記念館

明治の七宝家・並河靖之の旧邸と作品を公開する記念館。七宝の細密な色と、庭、町家、工房の気配が一体になった、京都の小さな宝石です。

  • 住所〒605-0038 京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388
  • 電話075-752-3277
  • 公式https://namikawa-kyoto.jp/
京都市東山区 / 幕末明治工芸

清水三年坂美術館

幕末・明治の超絶技巧工芸を集める美術館。七宝、金工、蒔絵、京薩摩など、京都と日本の工芸技術が世界へ向かった時代を凝縮して見せます。

京都市東山区 / 陶芸・民藝

河井寬次郎記念館

陶芸家・河井寬次郎の住居兼仕事場を公開する記念館。登り窯、家具、器、暮らしの美が残り、京都の工芸を「生活そのもの」として読めます。

京都市中京区 / 万華鏡・小さな美

京都万華鏡ミュージアム

国内外の万華鏡を展示する小さな専門館。大寺院の荘厳さとは別の、手のひらの中で光が変わる京都の遊び心を楽しめます。

  • 住所〒604-8184 京都市中京区姉小路通東洞院東入曇華院前町706-3
  • 電話075-254-7902
  • 公式https://k-kaleido.org/

茶の湯・焼物・釜

道具、茶碗、釜、静けさ。京都を小さく深く読む。

京都市上京区 / 茶の湯

茶道資料館

裏千家センター内の茶の湯資料館。茶道具、文献、映像、茶室を通じて、茶の湯を作法だけでなく文化史として学べます。

京都市上京区 / 楽焼・茶碗

楽美術館

樂家に伝わる樂焼の作品を展示する専門美術館。茶碗一つの中に、手の跡、窯の火、茶の湯の思想が凝縮されています。

京都市中京区 / 茶釜・釜師

大西清右衛門美術館

京釜師・大西家に伝わる茶の湯釜を紹介する美術館。三条釜座という鋳物町の記憶と、茶の湯の火の道具を静かに見せます。

京都市上京区 / 茶道具・茶の美術

北村美術館

茶人・北村謹次郎の茶道具コレクションをもとにした美術館。鴨川近くの静かな館で、茶の湯の美を濃密に味わえます。

教育・科学・文字

京都は、古都である前に知の都市でもある。

京都市中京区 / 科学技術史

島津製作所 創業記念資料館

島津製作所創業の地にある資料館。理化学機器、教育機器、X線装置などを通じて、京都が近代科学技術の都市でもあったことを伝えます。

京都市東山区 / 漢字・ことば

漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)

漢字の歴史、成り立ち、ことばの世界を体験的に学べるミュージアム。祇園の中心で、京都を「文字の文化」から読めます。

京都市中京区 / 文化拠点

京都芸術センター

元明倫小学校を活用した芸術拠点。展覧会、制作、舞台、講座を通じて、京都の学校建築と現代芸術が一つにつながります。

  • 住所〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
  • 電話075-213-1000
  • 公式https://www.kac.or.jp/

美術・仏教・コレクション

小さな美術館が、京都の見え方を変える。

京都市左京区 / 日本美術

細見美術館

琳派、若冲、茶の湯、仏教美術などを扱う美術館。岡崎の文化ゾーンで、京都の美術を小さく濃く味わえます。

京都市左京区 / 茶道具・能面

野村美術館

野村得庵のコレクションをもとに、茶道具、能面、能装束などを展示する美術館。南禅寺近くの静けさの中で、茶と能の美を読めます。

京都市左京区 / 住友コレクション

泉屋博古館

住友家伝来の青銅器、中国美術、日本美術を収蔵する美術館。鹿ヶ谷の静かな環境で、東洋美術の厚みを感じられます。

京都市上京区 / 相国寺・伊藤若冲

相国寺承天閣美術館

相国寺、金閣、銀閣に伝わる文化財を収蔵・展示する美術館。伊藤若冲ゆかりの寺院美術を、寺の文脈の中で読めます。

京都市北区 / 朝鮮半島の美術

高麗美術館

朝鮮半島の陶磁、絵画、民具などを紹介する美術館。京都にある国際的な文化の層を、静かに深く伝えます。

京都市下京区 / 町衆・もてなし

角屋もてなしの文化美術館

島原の揚屋建築「角屋」を活用した美術館。宴席、座敷、屏風、庭から、京都の町衆文化ともてなしの美を読めます。

京都市下京区 / 仏教総合

龍谷ミュージアム

仏教を総合的に紹介するミュージアム。西本願寺前で、仏教美術、シルクロード、信仰の広がりを現代的な展示で学べます。

京都市上京区 / 仏教・現代展示

京都佛立ミュージアム

仏教、社会、歴史、人物をテーマに、現代的な企画展示を行う小さなミュージアム。大寺院とは違う角度から仏教を考えられます。

京都市・歴史・美術

大きな館も、京都を支える柱として読む。

京都市東山区 / 国立博物館

京都国立博物館

平安から近世までの京都文化、仏教美術、絵画、書跡、工芸を深く扱う国立博物館。三十三間堂向かいの文化拠点です。

京都市中京区 / 京都文化史

京都文化博物館

京都の歴史と文化を総合的に紹介する博物館。別館の旧日本銀行京都支店建物も含め、近代京都の空気を感じられます。

京都市左京区 / 市立美術

京都市京セラ美術館

1933年開館の歴史を持つ市立美術館。岡崎の文化ゾーンで、京都画壇、近現代美術、現代の展覧会を結びます。

京都市左京区 / 近代美術

京都国立近代美術館

岡崎公園にある国立近代美術館。京都画壇、工芸、近現代美術を通じて、古都の近代を読み解けます。

マンガ・鉄道・伏見酒

京都の近現代と大衆文化を読む。

京都市中京区 / マンガ文化

京都国際マンガミュージアム

元小学校を活用したマンガの博物館。膨大なマンガ資料と読書空間を通じて、京都を現代の出版・表現文化から読めます。

  • 住所〒604-0846 京都市中京区烏丸御池
  • 電話075-254-7414
  • 公式https://kyotomm.jp/
京都市下京区 / 鉄道

京都鉄道博物館

梅小路にある大規模な鉄道博物館。蒸気機関車、新幹線、運転体験、鉄道技術を通じて、京都を交通の結節点として読めます。

京都市伏見区 / 酒造文化

月桂冠大倉記念館

伏見の酒造りと月桂冠の歴史を紹介する記念館。名水、酒蔵、道具、ラベル、香りを通じて、伏見を「酒の町」として読めます。

宇治・乙訓・山城

京都府南部の文学、古代、茶、別荘文化

宇治市 / 源氏物語

宇治市源氏物語ミュージアム

『源氏物語』宇治十帖の世界を映像、模型、展示で紹介する文学ミュージアム。宇治川、茶、平安文学が一つにつながります。

宇治市 / 地域史

宇治市歴史資料館

宇治の歴史資料、考古、古文書を収蔵・公開する資料館。源氏物語だけではない、宇治の地域史を支える小さな基礎館です。

向日市 / 長岡京・乙訓

向日市文化資料館

長岡京、乙訓、向日市の歴史を紹介する資料館。京都市内だけでは見えにくい、古代都城と地域文化を読む入口です。

長岡京市 / 埋蔵文化財

長岡京市立埋蔵文化財調査センター

長岡京跡や市内遺跡の発掘成果を支える調査センター。展示室では、古代都城の足跡を土器や瓦から読むことができます。

大山崎町 / 建築・美術

アサヒグループ大山崎山荘美術館

大山崎山荘と安藤忠雄設計の新棟からなる美術館。民藝、陶芸、モネ、建築、山崎の風景が重なる、乙訓の美の入口です。

八幡市 / 松花堂・美術

松花堂庭園・美術館

松花堂昭乗ゆかりの庭園と美術館。書、茶、庭、八幡の文化を結び、京都府南部の品格ある小さな美術館として光ります。

木津川市 / 山城郷土

京都府立山城郷土資料館

山城地域の考古、歴史、民俗を扱う府立資料館。京都府南部を、都の周辺ではなく独自の地域文化として読めます。

舞鶴・丹後・福知山

海の京都、引揚、赤れんが、丹後郷土、城下町

舞鶴市 / 引揚・戦後記憶

舞鶴引揚記念館

戦後、海外からの引揚者を受け入れた舞鶴の記憶を伝える記念館。シベリア抑留、引揚、家族の再会を、静かに受け止める場所です。

舞鶴市 / 近代建築・海軍都市

舞鶴赤れんがパーク・赤れんが博物館

旧海軍ゆかりの赤れんが建築群を活用した文化施設。京都府北部を「海と近代」の視点から読む入口です。

宮津市 / 丹後郷土

京都府立丹後郷土資料館

丹後地域の歴史、考古、民俗、美術工芸を紹介する府立資料館。京都府を海側から読み直すための重要な入口です。

福知山市 / 城・明智光秀

福知山城

明智光秀が築いた城を復元した福知山の象徴。天守内部の展示を通じて、丹波の城下町と戦国・近世の歴史を読めます。

地域別に見る京都ミュージアム

洛中・東山・岡崎・西陣・伏見・宇治・乙訓・山城・丹後・舞鶴・福知山

西陣・上京

織、茶、考古、教育へ

西陣織会館、京都市考古資料館、京都市学校歴史博物館、茶道資料館、楽美術館、北村美術館をつなぐと、京都の小さな深さが見えてきます。

東山・岡崎

工芸と美術の濃い道へ

京都伝統産業ミュージアム、並河靖之七宝記念館、清水三年坂美術館、河井寬次郎記念館、京都市京セラ美術館、京都国立近代美術館をめぐります。

三条・中京

科学、万華鏡、文化博物館へ

島津製作所創業記念資料館、京都万華鏡ミュージアム、京都文化博物館、大西清右衛門美術館、京都国際マンガミュージアムをつなぎます。

祇園・下京

文字、仏教、町衆文化へ

漢字ミュージアム、龍谷ミュージアム、角屋もてなしの文化美術館を組み合わせると、京都の文字、信仰、町衆の文化が見えてきます。

梅小路・伏見

鉄道と酒を読む

京都鉄道博物館、月桂冠大倉記念館を組み合わせると、近代交通と伏見の酒造文化が見えてきます。

宇治・乙訓・山城

府南部の歴史へ

宇治市源氏物語ミュージアム、宇治市歴史資料館、向日市文化資料館、長岡京市立埋蔵文化財調査センター、大山崎山荘美術館、松花堂庭園・美術館、山城郷土資料館をつなぎます。

舞鶴・丹後・福知山

海の京都と丹波へ

舞鶴引揚記念館、舞鶴赤れんがパーク、丹後郷土資料館、福知山城をつなぐと、京都府が「古都」だけでなく、海、戦後記憶、城下町の府でもあることが見えてきます。

京都府には、国宝や寺社だけでなく、織物、茶、焼物、七宝、金工、考古、学校、科学、漢字、万華鏡、マンガ、鉄道、酒、引揚、赤れんが、城下町を伝える小さな館があります。 このページでは、それらを「京都を読むための入口」として、あえて小さな館を強く扱っています。 訪問前には、各施設の公式サイトで開館状況、予約制、展示替え、臨時休館をご確認ください。

京都の博物館をつなぐと、古都の下にある手仕事の都市が見えてくる。

京都府の博物館は、西陣織、茶の湯、楽焼、七宝、陶芸、金工、京の伝統産業、考古資料、学校史、科学技術、漢字、万華鏡、 国立博物館、現代美術、マンガ、鉄道、伏見酒、宇治の源氏物語、乙訓の古代、山城の郷土、丹後の海、舞鶴の引揚、福知山の城を一つにつなぎます。 それらをたどると、京都は「寺社を見る場所」ではなく、手仕事、都市、文学、産業、海の記憶が重なる大きな文化圏として見えてきます。

京都ミュージアム旅を組み立てる

小さな館から始める

初めての京都

岡崎・東山・三条

京都伝統産業ミュージアム、京都国立博物館、京都市京セラ美術館、京都文化博物館を軸にすると、京都の入口が見えます。

小さな館の京都

西陣、茶、七宝、陶芸

西陣織会館、京都市考古資料館、楽美術館、茶道資料館、並河靖之七宝記念館、河井寬次郎記念館をつなぐと、観光地ではない京都の手ざわりが見えてきます。

府域の京都

宇治・乙訓・山城・丹後・舞鶴

宇治市源氏物語ミュージアム、向日市文化資料館、大山崎山荘美術館、山城郷土資料館、丹後郷土資料館、舞鶴引揚記念館をめぐると、京都府の広がりが立ち上がります。