北海道は、博物館で読むと「アイヌ文化」と「開拓」と「北方自然」が一つになる。
北海道の博物館は、単なる観光施設の一覧では読めません。北海道博物館は、自然環境、アイヌ文化、 本州からの移住、開拓、産業、現代の暮らしを一つの大きな時間軸で見せます。隣接する北海道開拓の村では、 市街地、農村、漁村、山村の建物を歩きながら、北海道の近代を身体で読むことができます。
白老の国立アイヌ民族博物館、函館市北方民族資料館、網走の北方民族博物館、旭川の川村カ子トアイヌ記念館へ広げると、 北海道は日本の北端ではなく、北太平洋、樺太、千島、オホーツク、北方世界へ開かれた文化圏として見えてきます。 さらに小樽、稚内、根室、知床、紋別、標津、十勝、空知をつなぐと、北海道の物語は一気に広がります。