温泉に初めて行く人がいちばん気にするのは、作法かもしれません。けれど心配しすぎなくて大丈夫です。温泉の基本はとてもシンプルです。入る前に身体を洗う。湯船をきれいに使う。共有の空間を静かに使う。それだけで、ほとんどの大切なことはできています。

洗ってから入る

温泉では、湯船は身体を洗う場所ではなく、すでにきれいになった身体で温まる場所です。だからまず洗い場で身体を流してから入る。この順番が、日本の温泉の基本です。

タオルは湯船に入れない

小さなタオルを持って移動することは多いですが、そのまま湯船に入れないようにするのが一般的です。頭にのせたり、湯船の外に置いたりする光景をよく見かけます。

静けさも温泉の一部

温泉では、話してはいけないわけではありません。けれど大声でにぎやかに過ごすより、全体の静けさを大切にする空気があります。湯の音や外の空気まで含めて味わう場所だからです。

温泉の作法の中心にあるのは、正しさよりも“共有する気持ちよさ”です。
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