JAPAN MARKET DESK · FRIDAY · 2026-10-0210月1日大引け + 10月2日正午ミッドセッション
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金曜日 · 2026年10月2日
12:00 JST · ミッドセッション版
日経 10/1終値 68,956.72 · +3.30%
OCTOBER 1 CLOSE + OCTOBER 2 MIDSESSION

半導体急騰の翌朝、東京は反落
高い物価・原油・金利が次の焦点に

東京株は10月1日、米マイクロンの好決算を受けたAI・半導体買いで日経平均が急伸したが、2日午前は利益確定売り、円の持ち直し、原油高、金利への警戒で反落。朝発表の東京都区部コアCPIは前年比2.7%へ加速し、日銀の追加利上げ観測も再び意識された。

東京株は10月1日にAI・半導体株主導で大幅高となった一方、2日午前はその反動売りと円・金利・原油の逆風が重なり、次の東京オープンを読むうえで物価と米雇用統計が焦点になった。

これは市場報道であり、投資助言ではありません。
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Japan Market Desk — Tokyo’s trading day, global handoff, and what to watch next.

01Market Snapshot|市場概況

Data checked: 2026-10-02 12:00 JST / 2026-10-01 20:00 PDT
10/1 日経平均68,956.72 · +2,203.00 / +3.30% final close
10/1 TOPIX4,131.98 · +23.33 / +0.57% final close
10/2 日経平均約68,263.52 · 約−1.0% latest public morning quote
10/2 TOPIX正午時点で、自由に検証できる時刻一致の前場終値を確認できず。未確認値は掲載しない。
USD/JPY約157.81円 morning public quote · 10/1東京終盤の約158.27円から円高方向
10年JGB約3.05% morning public reading · 米国債高に連れて利回り低下
米国 10/1S&P 500 +0.19% · Nasdaq +0.04% · Dow +0.04% final closes

市場ムード:10月1日の「AI一点集中型の急騰」から、2日午前は利益確定とマクロ警戒へ。日経平均の値動きは依然として一部の値がさ半導体株の影響が大きく、市場全体の強さと同一視しない方がよい。

02What Moved Tokyo|東京市場を動かしたもの

10月1日の主役は明確に半導体だった。米マイクロンの強い決算と見通しが、AIデータセンター向けメモリーと設備投資の需要期待を再点火し、アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアなどへ買いが集中した。日経平均は3.30%高だったが、TOPIXは0.57%高にとどまり、プライム市場の値上がり750銘柄、値下がり747銘柄とほぼ拮抗した。

つまり「日本株全面高」ではなく、値がさAI・半導体株が指数を強く押し上げた日だった。10月2日午前はその反動が出た。前夜の大阪先物は現物終値を下回り、朝は利益確定売りが優勢。さらに原油高、高水準の世界債券利回り、やや強い円が自動車や大型テクノロジー株の重荷になった。

03Today’s Market Mover|今日の市場の主役

アドバンテスト(6857) — AI半導体テスト

10月1日は37,610円で引け、前日比3,350円高、9.78%上昇。日経平均の2,203円上昇のかなりの部分を一銘柄で押し上げた。米マイクロンの決算がAI向けメモリー需要の強さを示したことで、半導体の製造量・複雑性が増えるほどテスト需要も膨らむという連想が働いた。

これは単なる一社材料というより、東京市場で続く「AIインフラ設備投資 → 半導体製造装置・テスト・メモリー」への資金集中を象徴する動きだった。一方、2日午前は急騰後の反動売りが出やすく、同テーマの持続性は日経平均よりもTOPIXや市場の騰落数で確認する必要がある。

Confidence: High

04Sector Pulse|セクター動向

10月1日の強い領域:電気機器、精密機器、AI・半導体製造装置、メモリー、非鉄・データセンター配線関連。東証33業種のうち上昇は11業種にとどまり、指数の見た目ほど広い上昇ではなかった。

弱かった領域:銀行、保険、石油・石炭など。10月2日午前はテクノロジー、自動車、医薬品に利益確定売りが見られ、SoftBank Group、Honda、Chugai Pharmaceuticalなどの下落が報じられた。

05Yen Watch|円相場ウォッチ

10月1日の東京市場ではドル円が158円台へ上昇し、輸出株には追い風となった。しかし2日午前は157.81円近辺まで円が持ち直した。円高方向への動きは、自動車や電機など海外売上の大きい企業の円換算利益には逆風になりやすい一方、輸入する原油・食料・原材料のコストには緩和要因となる。

今回の円相場では、単純な輸出企業の採算だけでなく、東京都区部CPIの上振れによって日銀の追加利上げ期待がどこまで強まるかが重要になった。

06Rates / JGB Watch|金利・国債ウォッチ

10月1日の10年JGB利回りは東京午後に3.09%前後まで上昇したとの公開データがある。2日朝は米国債の反発に連れてJGBも買われ、10年利回りは約3.05%へ低下した。絶対水準はなお高く、銀行や保険には利ざや面でプラスになり得る一方、不動産や高PER成長株には割引率上昇として重荷となる。

東京CPIの加速は、短期的な債券買い戻しとは別に、日銀がインフレ上振れをどう評価するかという中期的な金利テーマを残している。

07Global Handoff|海外市場への引き継ぎ

10月1日の米国株は小幅高。S&P 500は0.19%、Nasdaqは0.04%、Dowは0.04%上昇した。Micron後の半導体株は比較的しっかりしたが、米10年債利回りは一時5.34%まで上昇した後に5.2%台へ低下し、債券市場の大きな振れがリスク資産全体の評価を難しくしている。

原油も再び高い。WTIは92ドル台、Brentは100ドルを上回る水準が報じられ、日本にとっては企業コストと家計インフレの両方に効く。2日夜の米雇用統計は、米金利、ドル円、そして月曜の東京市場の出発点をまとめて動かし得る。

08Policy / BOJ Watch|政策・日銀ウォッチ

2日8時30分発表の9月東京都区部CPIは、生鮮食品を除くコアが前年比2.7%、総合も2.7%、生鮮食品・エネルギーを除くコアコアが3.0%となった。コアは市場予想を上回り、8月の1.8%から大きく加速した。前年の保育料・水道料金支援の反動という制度要因はあるが、それを除いても物価圧力の強さが意識された。

同日公表の8月失業率は2.5%。労働市場の大幅な悪化を示す数字ではなく、物価と雇用の組み合わせは日銀にとって追加正常化の議論を続けやすい環境を残す。

09Publisher’s Market Note|発行人ノート

昨日の日経平均だけを見ると、日本市場が一気に強くなったように見えます。しかしTOPIXと騰落数を見ると、物語はもっと限定的です。日本の新しい市場テーマはAIだけではありません。AIが電力、メモリー、光配線、工場投資、金利、そして円にどうつながるか。その連鎖を毎日少しずつ追う方が、指数の大きな数字を見るより日本経済の現在地を理解しやすいと思います。

10Before the Next Open|次の東京市場で見ること

  • 米9月雇用統計:米10年債利回りが再び上がるか、低下を続けるか。
  • ドル円:157円台を維持するか、158円台へ戻るか。輸出株と日銀観測の両方に影響。
  • 半導体株の広がり:アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアだけでなく、市場全体へ買いが広がるか。
  • 原油:Brent 100ドル超の高値が続くか。日本の輸入物価と企業マージンに直結。
  • JGB:10年3%台が定着する中、銀行高・成長株安という典型的な金利反応が戻るか。

11Sources and Method|情報源と編集方針

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Nikkei Indexes — Nikkei 225 Statistics Bureau of Japan — Tokyo CPI Statistics Bureau of Japan — Labour Force Survey Bank of Japan Ministry of Finance Japan

12Archive Entry|アーカイブ登録情報

Date2026-10-02
Report URL JP/japan-market-desk/report-2026-10-02.html
Report URL EN/e/japan-market-desk/report-2026-10-02.html
Market MoverAdvantest / AI semiconductor test
Ticker6857
ThemeAI chips · Tokyo CPI · yen · 3% JGBs
One-Line ReasonMicron’s strong results reignited AI-memory demand expectations, lifting Advantest 9.78% on Oct. 1 before a broader pullback on Oct. 2.
Nikkei DirectionOct. 1 Up / Oct. 2 morning Down
TOPIX DirectionOct. 1 Up / Oct. 2 noon exact print not confirmed
Production WindowOctober 1 close + October 2 midsession
Data Checked2026-10-02 12:00 JST / 2026-10-01 20:00 PDT
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