Market Snapshot|市場概況
Data checked: 2026-10-01 12:00 JST / 2026-09-30 20:00 PDT
10月1日の11:30前引け値は、正午締切までに自由に確認できる公開ソースで独立確認できなかったため、本稿では確認済みの寄り付き値と午前の個別株・為替・国債データを使用し、未確認の前引け値を推測していません。
What Moved Tokyo|東京市場を動かしたもの
9月30日は前日の幅広い売りから一転してテクノロジー株へ資金が戻り、日経平均は1.94%高、TOPIXは1.67%高。日経平均では206銘柄が上昇し、下落は18にとどまった。10月1日朝は米マイクロンの好決算・見通しを受けて、キオクシア、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体株へ買いが継続した。ただし寄り付きでは日経平均が上昇した一方、TOPIXは下落し、市場全体より値がさテックの寄与が大きい構図になった。
Today’s Market Mover|今日の市場の主役
東京エレクトロンは午前9時41分の公開値で12,040円、1.90%高。キオクシア、アドバンテスト、レーザーテック、ディスコと並んで堅調だった。米マイクロンの決算と9〜11月期見通しがAIデータセンター向けメモリー需要の強さを再確認させたことがセクター全体の追い風になった。Confidence: High。
Sector Pulse|セクター動向
強い
半導体製造装置、メモリー、AIデータセンター関連。
弱い
金融の一角。TOPIXの弱さが市場幅の差を示す。
注意
10月1日は多くの大型株で株式分割が効力発生。表示株価は分割後ベース。
Yen Watch|円相場ウォッチ
ドル円は朝の157円30銭台から上昇し、10時時点で157円91銭前後、その後158円13銭まで円安が進む場面があった。日銀短観の2026年度想定為替レートは154.23円で、実勢はなお3〜4円程度円安。輸出企業には追い風でも、エネルギー・食品・原材料を輸入する家計・企業には逆風となる。
Rates / JGB Watch|金利・国債ウォッチ
10年国債利回りは9月30日に3.065%で終了。10月1日午前の公開リアルタイム値は3.051%前後で、前日比ではやや低下したが3%台を維持した。短観は製造業の景況感と人手不足を示した一方、非製造業は悪化し、先行きDIも弱い。追加利上げを支える材料ではあるが、急加速を一方向に示す内容ではない。
Global Handoff|海外市場への引き継ぎ
正午時点では欧州現物市場は未開場。9月30日の米国市場はS&P 500が0.3%安の7,651.54、ダウが0.9%安の50,906.05、ナスダックが0.2%高の26,861.06。高金利が広い市場を抑える一方、テックが相対的に底堅いという米国の分裂が、東京の半導体主導相場につながった。
Policy / BOJ Watch|政策・日銀ウォッチ
10月1日朝の日銀短観は、大企業製造業DIが22から24へ改善、大企業非製造業は37から35へ低下。全規模・全産業は18から21へ改善したが、12月予測は15へ低下した。市場は追加利上げの時期を測っており、午後はJGB、銀行株、円の反応が重要になる。
Publisher’s Market Note|発行人ノート
今日の面白さは、日経平均が強くてもTOPIXが同じ方向を向いていないことです。AI・半導体は世界の成長投資を映し、銀行は金利を映し、円は輸出企業と家計に違う顔を見せます。いまの東京市場は、一つの日本ではなく、複数の日本が同時に値段になっている市場です。
Before the Next Open|次の東京市場で見ること
- 10月1日後場で日経平均の半導体主導高にTOPIXの市場幅が追いつくか。
- ドル円が158円台を定着させるか、財務省のけん制が強まるか。
- 10年JGBが3.05%前後で安定するか。
- 東京エレクトロン、キオクシア、アドバンテストが午前の上昇を維持できるか。
- 次の米雇用・インフレ指標が米長期金利とNasdaqをどう動かすか。
Sources and Method|情報源と編集方針
公開情報のみを使用。9月30日は確定終値、10月1日は時刻付きの公開場中値。これは市場報道であり投資助言ではありません。
Archive Entry|アーカイブ登録情報
- Date
- 2026-10-01
- Report URL JP
- /japan-market-desk/report-2026-10-01.html
- Report URL EN
- /e/japan-market-desk/report-2026-10-01.html
- Market Mover
- Tokyo Electron / AI-semiconductor complex
- Ticker
- 8035
- Theme
- AI chips · Tankan · yen · 3% JGBs
- One-Line Reason
- Micron's strong results and outlook reinforced AI data-center demand and lifted Tokyo's semiconductor complex.
- Nikkei Direction
- Sep 30 Up / Oct 1 morning Up
- TOPIX Direction
- Sep 30 Up / Oct 1 opening Down
- Production Window
- September 30 close + October 1 midsession
- Data Checked
- 2026-10-01 12:00 JST / 2026-09-30 20:00 PDT

