東京の歴史は、変化の歴史です。もともとは江戸という武家の都市として大きくなり、その後、政治の中心として東京へと姿を変えます。そして近代化、震災、戦災、復興、高度成長を経て、いまの巨大都市へと連なっていきました。

江戸はすでに巨大都市だった

東京の始まりを考えるなら、江戸を抜きには語れません。江戸時代、江戸は世界有数の人口を抱える都市となり、武士、町人、物流、消費が集まる巨大な都市空間でした。現代東京の密度の原型は、すでにこの時代にありました。

明治以降、首都として再編される

明治になると、江戸は東京として新しい国家の中心になります。政治、教育、鉄道、行政が集中し、都市の役割そのものが変わっていきました。東京は武家の町から近代国家の首都へと作り替えられたのです。

東京は、古い都市を壊して新しくなったのではなく、何度も作り替えられながら巨大になってきた都市である。

災害と復興も東京の一部

東京の歴史には、関東大震災と戦災という大きな破壊の経験があります。いまの東京の道路や街区、建物の多くは、その後の再建の中で作られました。東京は、壊れながら再び組み上がってきた都市でもあります。

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